就学ビザがおりた時の喜びの瞬間です
いただいたメールを何度も読み返しました。
俺のことを批判されていることに関しては大丈夫です。
受け止められますよ。
少し悲しかったけれど、「そのおかあさんの気持ちを考えてみて。」とスタッフに言われて考えてみた俺です。
一番言いたいのは「俺には、療育は効果があった。」
「療育なくして今の俺はない。」
「何もしなかったなら、俺は今頃、確実に刑務所に入っていた。」
俺が、少しは社会に受け入れられるようになったのは、療育をしてもらったからだ。
俺の母親は、俺が他の子どもと大きく違っていたことに心を痛めたはずだ。
なんとかして、人並みにと思ったんだろうな。
そして、俺を変えるべく、俺に真向かった。
目的は良いとして、方法が間違っていた俺の母。
俺のやる気を出させるために怒鳴ったり、叩いたりした母。
間違えたら、正解するまで夕飯を食べさせてくれなかった母。
寒い中、下着一枚でベランダに俺を出して、「ごめんなさい。」と言うまで部屋の中にいれてくれなかった母。
結局、俺はそんな母を嫌い、だんだん憎んでいった。
そして、大怪我をさせてしまったんだ。
母親と離れ、自立への道を歩んでいる今になって、母親のその時の思いを考えることができている。
俺みたいな子どもを授かってしまった母の悲しみはどんなんだったんだろうかって。
でも理解ある人たちと出会い、10数年に渡って、毎日休みなく、大人の療育をしてもらったおかげで、俺はなんとか社会に受けいれられそうになっているんだ。
大変だよ。
年齢の割に出来ないことがあまりにも多くて。
16歳で、幼稚園児並みだったからね。
そこからの出発なんです。
やっても、やっても、出来ない。
だんだん、言われていることをやれないと、俺の未来はないということがわかってきたので、出来ないとつい、大声を出したり、物を壊したりした。
近隣の方から苦情が出て、サポートセンター名古屋の事務所が管理会社から立ち退きをめいじられた。
めちゃくちゃ。
何もかも。
でもあきらめなかったんだ。
俺もそしてスタッフたちも。
そして、大声を出したり、叩いたりしなかったスタッフたち。
俺と一緒に一歩ずつ歩んでくれたんだ。
彼らは特殊ですよ。
でも、もしお母さんが色々やったけど、ダメだと思ったら、違う人に子育ての一部を託すのもありなんですよ。
ちょうど今、ひなママさんという方が療育のことを書いています。
良かったら読んでください。
俺の頭には難しくてよくわからんけれど。
この人は、俺たちを励ましてくれた人なんです。
恩人と言うとオーバーだけど。
優しい人で、臨床心理士で病院で働いている人なので、信用できる人ではないかと思います。
ブログでペアトレ!③「とりあわない」という方法 | ~金のたまご 発達相談~
どうか、おかあさん「療育なんて意味がない。」って判断しないでくださいな。
これはお子さんに成り代わって、僕からのお願いです。
大丈夫ですよ。
子どもさんは変わりますから!!
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