フイリピンを襲った台風に関して、多くの皆様から、安否を気遣うメールや電話を頂きした。
日本人の学生、フイリピン人のスタッフも皆、無事です。
改めて、お礼を述べさせていただきます。
ただ、以前僕たちのお世話をしてくれた、女性スタッフが、生まれ故郷のサマール島に里帰りをしていて、台風の被害にあいました。
家は全壊して、妹さんが激流に飲まれて今現在、行方不明になっています。
このスタッフは来年の1月から再び僕たち日本人のお世話をすることが決まっていました。
本当に優しい人で、僕たち日本人を献身的に支えてくれた人です。
お母様がご病気でその看護の為に、やむなく僕たちの支援をやめられました。
やめてからも、何かにつけて、メールや電話をしてきて、励ましてくれました。
「台風が近づいているから、コンクリートの建物や近くの病院に避難しなさい」と、青木さんは何度も忠告していました。
でも、寝たきりのお母様を動かす事ができないという事で、自宅に留まっていました。
ごおーっという音が聞こえて、すぐにお母様をおぶって、高台に避難しようとして激流に飲み込まれたそうです。
奇跡的に、お体の不自由なお母様は助かったのですが、高校生の妹さんが行方不明になっています。
このスタッフの住む町に食料や衣服を運びに行こうと計画したのですが、道路が寸断されていて、近づく事もできません。
幸い、小さな村ですから、少ない村民で食料を分け合っているとのことです。
この事を伝える為に、彼女は電話が通じる場所まで5時間歩いて僕たちに電話をしてくれました。
交通手段が確保され次第、彼女が住む小さな農村への支援に向かいます。
一週間以上、ブログをお休みしていました。
ごめんなさい。
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