孤児院からの要請は、子ども達の学用品がないということでした。
ノート、鉛筆、消しゴム等、明後日から学校が始まるというのに、お金がないから、何もないんですって。
そんなのありかよ。
どうしてもっと早く言ってくれないんですか。
こっちはこっちで、いそがしいんすよ。
それに、お金なんてないんすよ。
どうすんだ。
青木さんは、スタッフを集めて話し合いました。
最も大切なことは、孤児院の子ども達に恥をかかしてはいけないことだって。
で!!??
まじかよ。
スタッフに支払うべき給与を学用品購入にまわすって!!
スタッフ全員賛成??
嘘だろ、皆裕福な家庭じゃないし、お母さんが病気のスタッフだっているんだぜ。
文句があるなら、俺が青木さんに言うって!!
無理すんなって、自分の事も大事だろが。
なんだと、俺の小遣いも支払い延期だって??
冗談じゃないぜ。
悪い冗談はよせ!!!
いきり立った僕ですが・・・・
はい、1日で学用品購入のお金が集まりました。
青木さんが、ご支援くださる方々に、メールで緊急の支援を
お願いしたそうです。
心ある方々が、それに目を留めてくださり
お金をその場で振り込んでくださいました。
すごいな、ほんとにすごい、世の中捨てたもんじゃないよ。
いいはなしで、涙が出ました。
それに比べて、この私、お恥ずかしいったらありゃしない。
続く
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