発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

大学内で支援者をつくる あつこ先生

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大学に通うことに不安が強くなり、辞めてしまいひきこもった人たちの支援をしています。

回復途上に当時のことを整理してもらうことをしています。

 

 

「在学中、誰とも話をしなかった。」

「自宅と大学との往復だけの生活だった。」

そのようなことを話してくれる人たちがいます。

 

 

大学は勉強するところでもありますが、それと同じくらい大切なことがあります。

大学生活は社会適応できる能力を身につける4年間でもあるのです。

 

 

自分から他者に話しかけることがとても苦手な彼らはどうすればよいのでしょうか。

 

 

本人に代わって誰かが環境を作ってあげる必要があります。

それはご両親しかないと思うのです。

 

 

そこで私たちは1つのことをご提案します。

 

 

それは「面倒見の良いサークルに所属すること。」です。

 

 

その人たちが「履修届けはちゃんとできたのか。」

「あそこの学食が空いていて席を取りやすい。」

「◯◯先生の授業は、とても厳しいからとらない方が良い。」

 

 

そのように学内生活を快適に過ごす知恵を与えてくれたら、4年間は充実したものとなるでしょう。

 

 

そのためにご両親がすることは学生課に行き、お子さんのことを説明し、面倒見の良いサークルを紹介してもらうことです。

 

 

可能ならば、サークルの代表の学生にお会いして、協力を仰ぎましょう。

そんなことできるのかと思われるご両親もいるかもしれません。

 

 

だめもとでやってみることです。

はっきりしているのは、ギリギリ高校を卒業したり、高卒認定試験を合格して大学に入っても、辞めてしまう人たちがいるということです。

 

 

この4年間を素晴らしい時間とするためにも、ご両親には頑張ってもらいたいと願います。

 

 

女性が多いサークルが良いでしょう。

ボランティア同好会などを選ばれる方が多いですが、案外エネルギッシュな学生が多く、本人が気後れしてしまうかもしれません。

 

 

できたら、本人と同じ趣味や興味をもつ人が集まるサークルがよいと思います。

 

 

本人とも、話し合って、納得のいくサークルに所属させてあげましょう。

 

 

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フィリピンに天才少年降臨 ヒロ

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 Mr.Joeが笑ってる。長い眠りから目覚めた男。この春いよいよ学校へ

 

 

 

なんと!!天才少年がフィリピンにやってくる。

まだ16歳だ。

下調べにやってくるらしい。

 

 

なんでも東大さんが昔住んでいた近くにお住まいだということ。

 

 

その近くでナンバーワンの高校に在学していて、勉強していなくても優秀な成績を取ってしまうらしい。

 

 

その少年が通っていた高校の名前を聞いて、あの東大さんですら、「おおおおおおおおお」とうなったらしい。

しかも超イケメンだとのこと。

 

 

天はなぜに二物をお与えになったのか!!

なぜに我は程度の悪いアスペなのか。

ああああ、我が神よ!!

 

 

しかし、フィリピンに来るということは…何らかの問題を抱えている。

そうだ!? 学校に行けなくなっているのだ。

 

 

まあ、あれでしょ。

日本の高校が彼には合わないだけなんでしょ。

 

 

彼が悪いわけじゃない。

彼の高校もわるいわけじゃない。

 

 

俺もそうだった。

俺は日本が合わなかっただけだ。

 

 

日本は素晴らしい。

俺もたぶん素晴らしい。

 

 

そしてお母様が、この「発達障害な僕たちから」のブログを見つけられて、「ここの団体しかない!!」と思われた。

 

 

そのあとのお母様の行動力に驚かされたスタッフたち。

サポートセンターのスタッフを質問攻めにして、そうしてサポートセンター名古屋に全てを託したわけなのです。

 

 

感謝です。

スタッフの皆さん、感謝いたしましょう。

 

 

さて、そのような少年をフィリピンに今週お迎えするのです。

 

 

ハゲは頭の勘ピューターをフル回転して、環境調整に禿げんでいます。

 

 

頭の勘ピューターがフル回転することで、熱暴走しないように、空冷するためにも髪の毛がないんだと最近わかった俺です。

 

 

まあ、バカな話はこれくらいにして。

そしてそして、なんとおいらが卒業した高校への入学も考えているらしい。

 

 

やめた方が良いよ。

 

 

素直にアメリカに行って、ハーバードとかスタンフォードにでも行った方が良いさ。

飛び級だって大丈夫なんでしょ。

 

 

そうか、英語を猛勉強してそして日本を離れて落ち着いたら海外もありということね。

そうこなくちゃね。

 

 

勉強できて、イケメンでそしてテニススクールにも通う!!

ついに、Mr. Joeの出番が来たのか。

シェフたちも彼の好きな料理の練習をしていますよ。

 

 

WELCOME TO PARADISE !!

待ってるよ。

 

 

おいらは今から卒業式の予行練習に行ってきます。

卒業式の服が特注になってしまったおいらです。

 

 

また明日。

 

 

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大学入学までにやるべき2つのこと パート2 あつこ先生

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昨日から文章を書いています。

たくさんの方からメールをいただきました。

ありがとうございます。

 

ただ、すべての人がこのようなことに気をつけなければならないわけでは有りません。

私たちが支援している人たちの多くはこのような小さなストレスの蓄積でひきこもったりしてきました。

 

 

そのような子どもたちを持つ親御さんに向けて書いた文章です。

 

 

 

大学に通学するための生活環境は昨日のアドバイスで整ったと思います。

 

 

今日は大学内でお母さんやお父さんが、されると良いことをアドバイスいたします。

 

 

1、履修届を考えることが大変。

 できたら、ご両親が一緒に考えて提出してあげましょ  う。

 

 単位を取れるだけ取ろうとする人が多いです。

 結局、疲れ果てて、通学ができなくなるケースがありま した。

 

2、授業によって教室が変わる・授業の予定変更がある。

 青木は授業ごとに教室が変わるということを知りません でした。

 不安が強い青木はガイダンスに出ることができませんで した。

 

 また人に聞くことができなかった青木はしばらくの間パ ニックになっていました。

 

 

 予定していた授業が急遽なくなり、そのことでパニック になる学生がいます。

 次の授業が始まるまでどこで何をすれば良いのか考えら れずにパッニクになるのです。

 

 

3、昼食を一人で食べる怖さ。

 ゴールデンウイーク明けには大学の雰囲気が変わる。

 支援していた青年たちからよく聞いた言葉です。

 

 この頃までには新入生も自分が興味を持つサークルや部 に所属するようになります。

 

 また友達もできて、単独行動する人が目立つようになる と感じてしまうのです。

 

 青木も学食で一人で並んで食べることができずに、前日 にコンビニで購入したおにぎりをトイレで食べていたそ うです。

 

 

 どこのトイレでも良いわけではなく、学生があまり来な い、学内の一番外れのトイレまで行き、そこで個室に入 り食べていたそうです。

 

4、気付いたら1日誰とも話していなかった。

 高校時代はクラスの中に1日いるわけですから、何かし らの会話がなされます。

 

 しかし、大学生活では1日誰とも話さずに過ごすこと  だってありうるのです。

 

 

5、勉強の仕方がわからない。

 高校とは授業の仕方も違いますので、戸惑います。

 

 

6、高校と違って統制がとれているわけでは有りません。

 学生それぞれが自由な動きをしています。

 ところどころで聞こえる音。

 

 サークルや部活動の練習の音。

 友達同士の笑い声。

 高校と違って大勢の学生たちの音に疲れ果ててしまうの です。

 

 

などなど一人一人困難さを抱えて大学に通います。

その困難さで大学に通えなくなる人たちもいるのです。

 

 

どうすれば良いのか。

 

 

大学の学生課の担当者に協力者になってもらいましょう。

少ない人数で大勢の学生のお世話をされていますので、一度行っただけでは忘れ去られてしまうこともあるかもしれません。

 

 

何度も何度も、本人を連れて行きましょう。

またその折、「何か不安になったり、困ったら、◯◯さんに相談しなさい。」と言ってください。

 

 

「この方が不在の場合はこちらの△△さんに聞きなさい。」とそこまでしてください。

 

 

うまくヘルプを出せることが、大学生活をのりきるとても大切なことです。

(相談にのってもらったら、必ず、「ありがとうございました。」ということが社会のマナーだとも伝えてください。)

 

 

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大学入学までにやるべき2つのこと あつこ先生。

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3月19日の今では多くの人がすでに下宿先を決めていると思います。

 

 

しかし、まだの方には私たちからのアドバイスを致します。

 

 

絶対にひきこもらせない。

一人暮らしでひきこもってしまうと、同居していてひきこもっている人たちより圧倒的に回復が困難になっています。(サポートセンター名古屋調べ)

 

 

ですから、できるだけ一人暮らしはさせない。

 

 

一人暮らしをさせると困ることがあります。

 

 

炊事、洗濯、ゴミ分別、ゴミ出し、各種公共料金引き落とし、近所付き合いなど、親と同居していた時とは比べものにならないほど多くのことを一人でやらなければなりません。

 

 

そういったことを以前から指導されていて、やれるようにになっていれば、それほど大きな問題ではないでしょう。

 

 

しかし、私たちが支援した青年たちの場合、出来ない人が圧倒的に多いのです。

 

 

ましてや、がらりと変わる環境の変化は、当事者に大きなストレスとなります。

 

 

家から通えることができるならば、それに越したことはありません。

 

 

自宅通学が無理な場合は、大学の寮にしてください。

しかし、大学の寮でもひきこもってしまい、親が気付いた時にはすでに留年が決定していたというケースも以前にはありました。

 

 

寮だから安心と決めつけずに、学生が自主的に運営しているような寮ではなく、管理人が常駐している寮かどうかを確かめてください。

 

 

寮に入ることに抵抗を示す場合は、一年間の寮生活後は学生生活にも慣れたので、違う部屋を探そうと説得してください。

 

 

 

寮以外では下宿がいいです。

面倒みの良い大家さんを探しましょう。

 

 

まめにお子さんの様子を伺ってもちゃんと答えてくれる人が良いです。

 

 

それもだめなら、大学にできるだけ近い場所で探してください。

 

 

アパートやマンションでしたら、両隣や階下の方にお母様からご挨拶をしておいて、「できればときどき様子を見ていただけませんか。」と厚かましいお願いをしても良いです。

 

 

その次は子どもさんと部屋から大学まで実際に歩いてみて、時間を計りましょう。

 

 

例えば、「10時からはじまる授業には部屋を◯◯分前に出ること。」

 

 

などを紙に書いて部屋に貼っておきましょう。

 

 

ゴミの分別はわからなくなるケースが多いです。

言葉ではなく、実際に本人の眼の前でやってみせ、やらせてみせてください。

 

 

ゴミ出しも部屋のドアに「生ゴミは何曜日の何時に捨てる。」と書いておきましょう。

 

 

その他にも

 

・服は上下7着購入して、それを組み合わせて、1週間分を 壁にかけて見えるようにしておくと、よいでしょう。

 

 

着る服にこだわりのある人もいますので、一緒に行って、話し合いながら、購入してください。

 

 

 

・洗濯は水、金、日というふうに決めておきましょう。

 これだけの数の衣服にこれだけの洗剤の分量と決めて、

 実際やってみせてあげてください。

 

 こんな当たり前のこと知っているだろうと思いがちです が、やったことがなければ、わかりません。

 

 

・自炊はさせない。

 近くの定食屋、好きなメニューの飲食店や学食を一緒に 回って確かめましょう。

 

 利用する飲食店を紙に書いて、これも部屋の壁に貼って おきましょう。

 

 

・朝は7時起床、例えば朝食は昨晩コンビニで購入したサ ンドイッチかおにぎり2個とインスタント味噌汁等と決 めておきましょう。

 

・実際に大学の学食で食べてみましょう。

 どこの席が比較的静かに食べられるのか。

 何時ごろには席がなくなるのかも学食の人に聞いておき ましょう。

 

 イメージがしにくい人が多いので、経験がないことは、 できないか、かなりストレスに感じるからです。

 

 

明日は「学生課を強力な支援者にしましょう。」です。

 

 

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担当教授からの最後の挨拶 ヒロ

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先週1週間は、大学での最後の授業だった。

担当教授と面談した。

 

 

「4年間よく頑張りましたね。」

たった一人の日本人の卒業生。

 

 

言葉もわからないし、大学側はあなたのために何の配慮もしませんでした。

 

 

「ごめんなさい、ヒロさん。」

たどたどしい日本語で教授が謝ってくれた。

 

 

その思いに涙が出た。

「大学を入学する許可を与えてくれて、僕は大学に感謝しています。」

そう言うと大泣きしてしまった。

 

 

あなたは発達障害なんですか。

アスペルガーと聞きました。

実は私の息子もそうなんです。

 

 

あなたの大変さはわかりますよ。

だから、私はあなたを誇りに思います。

 

 

「これ以上泣かさないでください。」と言った。

「また、時々大学に顔を出してくださいね。」

「あなたの未来をお祈りしています。」

 

 

大学を卒業できることはとても嬉しいです。

それ以上に大学で出会った人たちとの交流が一番の財産だと思っています。

 

 

「大学を卒業しました。」と一枚の卒業証書を渡されるだけではなく、それ以上の素晴らしいものを僕はこの4年間で得たと最近になってわかりました。

 

 

青木さんが、何度も何度も言っていました。

「学校はできるだけ行きなさい。世界が変わるから。」

それは本当のことでした。

 

 

僕の世界は、日本にいた時とは比べ物にならないほど広く深く広がったのですから。

 

 

日本では、大学は、ほぼ同世代の人たちで埋め尽くされています。

 

 

年が離れた僕が大学に入り、溶け混むことは不可能なのです。

その点でも、海外の大学は良いのです。

 

 

東大さんもフィリピンの大学に行きました。

53歳での入学でも、何も違和感を感じなかったと言っています。

 

 

よければ子どもさんたちを海外留学させてみてはどうでしょうか。

できれば、フィリピンは避けた方が良いですけれど。

 

 

 

留学のご相談にのることもできますので、何なりとご連絡ください。

 

 

それでは失礼いたします。

 

 

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犯罪を犯した僕が受けた回復支援 環境調整編 やす

 

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僕のような人たちが他にもいて、支援してくれる人や団体を探しているそうですね。

僕の母親も良い施設があると聞くと、北海道でもすぐに出かけて、見に行きました。

 

 

サポートセンター名古屋が良い施設なのかどうか?

言えることは、僕にはとても良かったということ。

 

 

僕には良くてもあなたのお子さんに良いかどうかはわかりませんので、どうぞご自分でお調べになって、ご自分の責任で、決めてください。

僕からのお願いです。

 

 

風邪をひいて寝込んでいました。

ヒロさんと東大さん、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

 

 

僕は桜が好きなので、桜を見てからアメリカに渡ります。

たぶんもう日本に帰ってくることはないと思います。

自分で納得していますので問題はないです。

 

 

5年前にフィリピンに渡るときに、青木さんが色々と質問してきました。

 

 

苦手なものは何?  足がいっぱいある虫。

発達障害の子には虫が嫌いな人が多いらしいです。

 

 

食べ物で苦手なものは何?  脂っこいもの。

「フィリピンによくみられる屋台は古い油を使っているので、食べてはいけない。」と青木さんに言われました。

 

 

車のクラックションや大勢の人たちの会話の音は苦手ですか?

「うーん。わからない。」と答えました。

後で自分はとても苦手だということがわかりました。

 

 

 苦手な匂いはありますか? ダンボールが苦手。

外国製のダンボールには特殊なノリが使われているそうです。

あの匂いを嗅ぐと全身の力が抜けてしまう。

 

 

酢の匂いもだめです。

寿司屋には行きたくない。

 

 

あと砂場。

砂場に犬のフンがあって、それを見てとてもショックを受けた。

それ以来、砂場には近づくこともできない。

 

 

青木さんとの話し合いで、自分の苦手なことがいろいろと分かって良かったです。

 

 

それを元に青木さんはフィリピンで僕に合う環境を整えてくれたのです。

だからフィリピンの日々は僕には快適だった。

 

 

南国というと、見たことのない虫が大勢いて、そいつらと遭遇すると思っていたら、日本と同じくらい会わなくて済んだので良かった。

 

 

南の国にはジャングルがあるけど、ジャングルには絶対に僕を連れて行くことはしなかった。

 

 

それでもせっかく南の島に来たのでと、海沿いの高級リゾート施設に連れていってくれました。

とても良い雰囲気でした。

 

 

僕が泊まったコテージの背面には、木々が生い茂っていたので、青木さんとスタッフさんは、部屋のあちらこちらに虫避けを配置したり、網戸が破れていないかをとても入念にチェックしていました。

 

 

「そんなことするなら、日本で支援をした方がいいんじゃないですか?」と僕は青木さんに聞きました。

「その日本でいろいろな問題を起こして、居づらくなったので、ここフィリピンに来たんでしょ。」と言われました。

 

その通りだったので、もうなにも青木さんには言い返しませんでした。

 

 

食べ物は日本よりまずかったけど、まあまあ我慢できるものだった。

 

 

温度は日本の蒸し風呂のような暑さではなかった。

電気が足りていない国なので、毎日停電が数時間あったけど、ぼくの住んでいたマンションは停電がなかった。

 

 

ショッピングモールに歩いて行けて、とても便利な場所にあったけど、大通りから奥まった場所にあったのでとても静かだった。

 

 

そんなこんなで、僕にはとても快適な生活でした。

それがあったので、フィリピンでいろいろな活動ができたんだと思います。

 

 

環境を整えることはとても大切なことです。

 

 

明日は、僕が受けた3つの支援をお伝えします。

 

 

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僕が読んだ発達障害関係の本 東大

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サポートセンター名古屋で支援している<まる>です。

 

 

最近、東大さんの記事が少ないけれど疲れてやめてしまったのではないかというような問い合わせをいただきました。

 

 

元気にやっていますよ!!

そんな東大さんは本を読むのが大好きです。

 

 

サポートセンター名古屋は発達障害に関する書籍を毎月かなりの数、購入しています。

 

 

しかし、スタッフは目次を読んで気になったところだけ読んで、他のスタッフと共有する程度です。

書籍を読む時間が日々の支援の中で残されていないのです。

 

そんな中、比較的マイペースで読書に励んでいるのが東大さんです。

 

 

最近、東大さんが読んだ中での感想文をもらいました。

以下東大さんの記事です。

 

 

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        東大さんこと大野  56歳 FOREVER YOUNG !!

 

親子で向きあう発達障害
〜あなたはたまたま選ばれただけ〜
(植田 日奈 著)

臨床心理士である著者が『子どもの発達障害に不安を抱える母』に向けて書いた本。

 

今、巷にあふれる発達障害に関する知識やテクニックを身につけることではなく、四つの『マインド』を持つことを提唱している。『マインド』とは自分の子どもがどう成長してくれれば幸せなのか、ということを考えることでその四つは次の通り。

 

1)障害の特性がある、ないにとらわれず、その「程度」が問題であると知ること
2)特性にとらわれず「二次障害」を予防することに集中すること
3)子どもの将来の見通しを立てること
4)子どもがいつでも他者に助けを借りられる子になるように育てること

そのために大切なこととして子どもをよく理解し、

 

・できることの限界を見極め、時にはハードルを下げてあげることが必要。
・親が笑顔を絶やさないようにする。できないことはしない。親も他者、公的機関(療育など)に頼る術を知る。
・頑張ればいつか人並みになれる、親の死後自立できるんだ、という幻想は持たない。

 

感想

①想定される読者層は明らかに未成年、しかも小・中学生までの当事者の母親です。
文章は読みやすくその明快なアドバイスは希望を与えるでしょう。

ただ著者も少し述べているように親の方はよっぽど達観してなければ『普通」『人並み』という価値観をそんなに容易に捨てられないのではないでしょうか。

 

日本の社会に残る”画一性”とか”世間体”とか”差別”といった、独特の文化の問題もあります。

 

②生活上の困難さが克服できなかった上に周囲や家庭、特に親の理解が得られず叱られ、否定され続けた結果としての二次障害の厄介さを著者は強調します。
その改善には時間がかかります。

 

フラッシュバック、パニック、PTSDなどの体験の刷り込みは大人になっても残り、実際の回復過程で大きな障害になります。

 


この本を読んでこんなことを連想しました。

 

このような激しい二次障害を示す当事者の親が知的で社会的に高い地位にある人が多いのは偶然ではないのかもしれません。

 

言葉には出さなくても一般家庭より子どもへの要求が高く『人並み以上』を望みがちです。

 

子どもも親の期待に応えようと過剰に適応し必死に頑張った末にストレスとプレッシャーで、ある時激しい癇癪や暴力、奇行が現れます

 

こんな時、家族は「特に問題がなかったのになぜ突然こうなったのか?」と途方にくれるわけです。
後で考えると予兆のようなものがあったかもしれません。

 

③当事者の兄弟姉妹にも気遣いを。という部分は納得できました。目立たなくても発達障害の特性があり、当事者の変わりようにショックを受けた妹さんの精神状態が不安定になっているケースがありました。
もちろん定型発達の子でも平穏ではいられないでしょう。

④「必要な時に支援を受ける心の準備ができていることが凸凹を持つ子どもにとって一番大切なスキルだ。」とありました。
もちろん信頼関係があってこそですが。

 

一方大人の引きこもりに対してその『心の準備』をしてもらうことがどんなに大変か自らの体験、訪問の経験などから痛感しています

 

大人の当事者は言葉は悪いですが、もう若くなく希望を失っていますから。
だからこそ希望を実感してもらうことが大事だと思います。

⑤親の会について明言は避ているものの否定的なようです。
社会、制度、学校など個別の機関、人の悪口大会に終始しがちなことを苦々しく思っているように感じられました。

 

「他の子に目を向けず、自分の子どもがどう成長してくれることが幸せなのかを考えるマインドを大切にする。」
 これが著者のスタンスです。

 

 

サポートセンターが関われるのは義務教育終了後からのお子さんです。

何か心配ごとがあれば、一度ひなママさんに問い合わせてみたらいかがでしょうか。

 

 

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