俺の連載を臨時にお休みします。
新人さんが是非書きたいということらしいんで、仕方がないんです。
何か書き続けてくれると俺としても嬉しい限りです。
では、新人さんどうぞ。
はじめに最後と言ったけれど、もう少し書きます。
でもよく分からない。
「俺」なのか「僕」なのか。
「です」なのか「だ」なのか。
スタッフがどちらかに統一したほうがいいよと言われたけれど、難しいので
変だと思っても許してください。
ヒロさんのことを書いたら本人が俺のことを書いてくれた。
スタッフがその文章を見て笑っていた。
ヒロさんの名誉のために言いますが、バカにしたような笑いではなく、ニコニコしていた。
ヒロさんの書き方、俺は好きなんだ。
飾っていない、そこまで自分をさらけ出すのかこの人はと思った。
それもみんな昔の自分のような子供を持つ家族の役にたちたい為にしていることなんだ。
俺は正直ヒロさんをバカにしていた。
IQ80オール1なんて俺とは違う人間なんだって思った。
かわいそうな人なんだと思った。
障害者だと思った。
障害者は障害者らしくしていればいいのに、なんで勉強頑張るんだ、郵便局に行く練習ってなんなんだ。
おとなしく作業所にでも行っていれば楽なのにと思っていた。
ヒロさんのブログを読み進んでいたら、途中で終わることができなくて2日間でよみ終えた。
それでわかったことは、障害者かもしれないけれど、俺より偉い人だと思った。
俺はヒロさんより頭が良い。
運動神経も問題ない。
発達障害じゃない。
母親に暴力を振るってしまったことと、高校を辞めてしまったことが問題なだけ。
そう思っていた。
しかし、ヒロさんの生き様を知り、ずーっとそのことを考えていたら、俺は誤解していたことがわかった。
夢を見た。
俺とヒロさんが神様の前に出ている夢だ。
神様は言った。
「ヒロさん、あなたのことをずーっと見ていましたよ。おなたをいじめていた人たちのことを許しましたね。お母さんにしたことも心からお詫びしました。そして、誰かの役に立ちたいと一生懸命頑張りました。あなたに私が預けたものを精一杯使い切りました。」
そして、名無しさん。
あなたは・・・・・・
その時強い後悔を感じた。
さあ、もう一度あなたに命をあげましょう。
あなたのやるべきことをよくお考えなさい。
そこで夢から覚めた。
ヒロさんをバカにしていた俺が一番何もわかっていないことがわかった。
この気持ちを誰かに伝えたくて、スタッフに言った。
スタッフは大きく首を縦に振りながら俺の話を聞いてくれた。
俺の話が終わったら、立ち上がって拍手をしてくれた。
「素晴らしい話だね。どこかで話すといいよ。青木さんに伝えていいかな、きっと喜ぶよ」
青木さんに伝えたら、同じように褒めてくれた。
ブログに書きなさいと言われたのでこんな風に書きました。
俺はもっと頑張ろうと思いそして今日から頑張ります。
最後まで読んでくれてありがとう。
僕は日本にちよっと帰って、母親に謝ります。
そしてまたフィリピンに帰ってきます。
ヒロさん、何か欲しいものがあったら言ってください、お世話になったんで何か買ってきます。
もやもやしていた気持ちがすっきりしました。
それではこれで失礼します。
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