腹がへっては戦ができぬ
俺は程度の悪いアスペルガーな男。
アスペルガーが問題じゃないんだ。
二次障害で自己肯定感が極端に下がってしまい、自暴自棄にになってしまったことが問題なんだ。
アスペルガーと診断されても社会の中に溶け込んで問題なく過ごしている人も大勢いる。
生きづらさを感じていても周りからの支援を受けながら頑張っている人も多い。
問題なのは二次障害で暴力的になり、社会から孤立してしまった俺や俺の家族なんだろう。
俺は小学校、中学校とひどいいじめを受けていたんだ。
殴る、蹴る、カッターでわからないように小さく切り刻まれる。
顔を殴るとすぐに周りにバレるので、下半身を狙って来るんだ。
なんでいじめられるのかその時はわかんなかった。
サポートセンター名古屋で徹底的に支援を受け続け、自分という存在がわかりかけてきて初めていじめられていた理由がわかったんだ。
俺はバカだからいじめられたんだ。
オール1だった、だってIQが80だったからな。
学校の授業は何もわからなかった。
わからない授業でやることないので寝たふりすることの辛さはもう味わいたくない。
俺は動作がおかしいからいじめられた。
運動神経ゼロで歩くとき、なんか体が固いんだ。
大統領は初代ロボコップだけれど俺はそこまでひどくない。
でもラジオ体操とか集団行動なんかすると一発で見破られてしまう。
俺は空気が読めないからいじめられた。
誰かが言ったギャグでクラスがバカ受けしているときにも俺だけワンテンポ理解が遅れてしまう。
「今、なんでみんな笑ったの?」
俺はだらしないから嫌われた。
服の着方がルーズ。
鼻毛伸び放題。
昼食後口の周り食べ物のカスがついている。
そりゃあ、いじめられるな。
今の俺でも、昔の俺を見たら、いじめないにしても近づかないことは確かだ。
いじめにはいじめられる理由があるんだ。
理由があってもいじめてはいけないんだけどな。
でも世間はいじめる、排除する。
はるか昔からその原理は変わらない。
さてと。
俺は問題を起こして周りにいる家族を巻き込んでより悪い状況にお連れする。
最後はおまわりさんが登場する。
こんなことの繰り返し。
繰り返していると俺の自己肯定感は下がる一方。
「もうどうにでもなれ」っていう気持ちになっていった。
暴力は激しさを増していく。
孤立する俺と俺の家族。
事件は起こるべくして起きたんだ。
母親に対する暴力。
母親は入院。
これで俺は家族と一緒に住めなくなった。
サポートセンター名古屋にお世話になることになる。
その前に様々な支援団体にお世話になった。
でも、うまくいかなかった。
なんで?
考えるにサポートセンター名古屋はスタッフたちが一緒に生活をする支援をしていたからだと思う。
それも一人のスタッフが一人の青少年を専門に支援する。
特に代表の青木さんは人生のすべてを支援に捧げている。
あの人はまあ褒める言葉を嫌うから書かないけれどな、あんな人はいないよ。
今日から俺への支援を 上、中、下と3回にわたってお届けします。
俺は支援が始まった9年前からすると落ち着きが出てきて、もう少しで社会から受け入れられるようになるよとスタッフが言ってくれたんだ。
9年前の俺ですよ。大丈夫だ希望はあるんだよ !!
サポートセンター名古屋が俺に対してしてくれた支援は俺と同じようにこの社会から孤立している人たちにも有効なはずだと感じたから、改めて見直してみたいんだ。
誰かのお役に立ちたい。
俺の失敗の連続とそのことにどう対処したかが、多くの人のお役に立てると俺は確信している。
今、泣いているお母さん、大丈夫だよ。
死んでしまいたいと思っている君、死ぬ前にまだまだやれることはあるんだよ。
一緒に考えさせてくれないか。
大丈夫。
どんな状況でも笑っていきましょう。
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