右手に注目!!これがなんかおかしいうちの1つ体が固い
謝罪前夜、眠られない。
謝罪を受け止めてもらえなかったら、それで万事休す。
俺は元の程度の悪いただのバカ野郎に成り下がるんだ。
行き着く先は、社会から相手にされないただのゴミ捨て場。
「どうせ俺は程度の悪いアスペだから」何かというとそんな事を言い続ける不幸自慢になり下がるのだけはごめんこうむりたかった。
眠れずに、スタッフを起こして話を聞いてもらった。
怖かったんだ。
俺には大学を卒業するしか、他に一人で生きて行く方法はない。
ヒロさん、答えは2つですよ。
1つは大学に在籍を許されるという事
2つ目は退学しなければならない
1つ目は何も問題はないよね。
2つ目の退学になったときにどうするか。
退学になったら本当にすべておしまいなのかな?
私たちは、まだ幸せになれる方法はあると思うよ。
それを一緒に考えて行こうよ。
ヒロさんが今一番しなければ行けない事は何かな?
「寝る事だろ」
「じゃあ寝ようか」
「大丈夫、明日は私たちがついているよ。史上最強の支援軍団 サポートセンター名古屋なんだから」
「わかった、お休みなさい」
「妙に説得力のあるスタッフの言葉にまるで魔法をかけられたかのように、睡魔が俺を襲った」
あさが明けた、大食漢の俺でもさすがに食欲がわかなかった。
スタッフ2名と俺を乗せた車は大学に向かう。
今にも雨粒がおっこちそうな曇り空が俺の気持ちを表している。
青木さんの声が急に聞きたくなったんだ。
急いで携帯を取り出し、電話をした。
ワンコールで青木さんは電話に出てくれた。
短い会話だったが、不覚にも涙が出た。
俺は肝を据えた。
かかってこいや、この野郎!!
やはり何も理解していない俺だった。
続く....
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