発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

これが私たちの支援。1 東大

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30前後の女性の人を支援しています。

その方は音に対してとても敏感なのです。

ですから、フィリピンでの滞在にはとても注意を払いました。

 

 

当初は数ヶ月間の滞在予定でした。

その滞在でも、住むところにこだわった私たちです。

フィリピンは〈音の洪水〉の世界です。

 

 

東南アジアの国々に滞在した青木に言わせれば、どこも似た様な感じだとのことですが、日本と比べたらその違いは大きいのです。

 

 

うるさいと感じたら、そのことで思考がうまく働かなくなる彼女に、私たちは静かな場所を提供する為にできる限り、マンションを調べました。

 

 

マンション周囲の環境が日中と夜とでは違うことが良くあることです。

ですから私たちスタッフは、日中だけではなく、夜も調査に出かけるのです。

 

 

 

静けさを求めるならば、山深い場所が良いのですが、便利さも必要とのことで、決まったマンションは、なかなか豪華なマンションとなりました。

 

 

セブにお住いの方には、そのマンションの特徴を言えば、どこの場所かすぐにわかるほど有名な建物です。

「快適です。」と言われた時には、とても嬉しく思った私たちスタッフです。

 

 

しかし、この1月の、セブのお祭り〈シヌログ〉で騒音の攻撃にあってしまったのです。

セブに滞在している私たちから見れば、なんのことはない行事なのですが、まあ祭りといえばこれしかないセブで、国を挙げて一生懸命売り出しているのです。

 

 

彼女はこの祭りの騒音で体調を崩されてしまいました。

ここまで、なんとか頑張ってきたのですが・・・。

 

 

そして、今回彼女と話し合った結果、もっと静かな場所に移動することになったのです。

探しに探して、見つけた場所は、山の麓にあるマンションです。

 

 

日中だけでなく、夜にも訪れて、騒音を測りました。

さらに一泊して夜中、朝とチエックまでしたのです。

その結果、セブ市でこれ以上静かなマンションはないと言える物件を見つけました。

 

 

それもそのはず、まだ完成していないのに、完成したところから入居しても良いとなっている物件です。

しかも、不便なので、借り手がさっぱりないのです。

まるでゴーストタウンです。

 

 

ワンフロアに1部屋だけの住まいとなります。

プールもジムの施設も誰かが使用しているところを見たことがありません。

まるで、核戦争後に1人生き残った人の様な錯覚も覚えます。

 

 

静かです。

誰もいないのですから当たり前です。

私たち、スタッフはここには滞在できません。

 

 

「本当に大丈夫ですか?」

「寂しくなりませんか?」

「寂しいので、変わりたいと言われても、1年間は変われませんよ。」

 

 

となんども、念をおしたのですが、ここが良いとのことです。

それでも、もう1度確認のために私たちは今週中にもう一度彼女をお連れします。

 

 

それにしても本当に丁寧に支援をする私たちだと自画自賛したくなります。

これがオーダーメイドの支援なのです。

 

 

 

しかし、このマンションから見下ろすセブ市内の夜景は格別です。

 

心が洗われますよ!!

誰かが言っていました。

神様の視点ってこんな風なのかな?

 

 

ベランダでビール片手に飲む時間は最高だな。

と僕は思うのです。

きっと!!

 

 

 

 

 

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