発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

息子の笑顔を見られる幸せ お母さんからの手紙

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ご本人の写真が出せませんので、Mr.Joeでどうぞ!!




 

 

息子が長い間お世話になりました。

 

 

最近のブログ〈発達障害な僕たちから〉を拝読し、思いの丈を伝えたいと思いメールさせて頂きます。

 

 

皆さまにも読んで頂けると嬉しく思います。

よろしくお願いします。

 

 

先日、息子がフィリピンから帰国しました。

スタッフ皆様の愛情あるご指導により、息子は別人になって私達の前に現れました。

 

 

その変わりように家族は勿論ですが、何より驚いていたのは主治医の先生でした。

 

 

「父さん母さん」と恥ずかしそうに輝いた瞳で呼んでくれた息子に、感謝の思いとこの上ない幸せを感じ、自責の念が和らいだ気がします。 

 

 

正直申し上げると、お願いするかどうか当初はかなり悩みました。

ブログにもありますが、どうしても時間や費用等色々な事が関わってきます。

 

 

ですが、一番考えたくない事を想像してみたのです。
もしこのまま息子が暗闇から抜け出せず、夢も希望もない人生を送るとしたら‥。

 

 

私達がいなくなり、息子の面倒を兄弟達に託さなければならないとしたら‥。

そして一番考えたくはないですが、もし息子が正気を失ってしまったら‥。

 

 

 

きっと近い将来、今以上の代償を子供達が背負う事になる。

そう考えたら選択肢は一つしかありませんでした。

 

 

 

しかし、それ以上に大きな問題がありました。

ひきこもっていた息子が、家から出て海外の生活を送ることに賛同してくれるとは思えなかったことです。

 

 

そのことに関して、サポートセンターのスタッフさんとはなんどもやり取りをして、2年間の準備期間をへてフィリピンに送り出すことができました。

 

 

 

準備期間の必要性をなんども私どもにお伝えいただいたことと、そのご指導に関しては今でも感謝しています。

 

 

息子が家から出たこと自体が私には驚きでした。

 

 

 そして今、私達が決断した事は間違っていなかったと自負しています。

スタッフの皆様のご尽力の賜物です。
本当に、本当にありがとうございます。

 

 

 

最近ひきこもりの問題が浮上しています。

息子も含め私達が思うのは、正確な情報とその子に合った支援を提供してくれる機関の必要性と利便性の向上。

 

 

 

そして何よりも国がプロの支援団体を支援する位の規模で動いてくれたら、生きやすさを感じる日本に生まれ変わるのではないかと思っています。

 

 

 

忖度を重んじる日本、それも素晴らしい日本の文化です。でもその忖度に苦しむ日本人がいる事も皆さんにご理解頂けたら嬉しく思います。

 

 

 

不本意にも適切な療育を受ける事が出来なかった方々に、ほんの一握りでもいいから生きている喜びを感じて欲しい。

 

 

そして人生を全うする前に、もう一度可愛い子どもの笑顔を見たいと切に願っている親御さんの思いを叶えてあげたい。
心からそう願っている私です。

 

 

 

〈支援したスタッフから〉

彼は発達障害と診断されています。

それゆえ、他者とのコミニュケーションがうまく取れず、勉強もできず、劣等感を強く持っていました。

 

 

私たちは一軒家を借りて、そこで彼と一緒に住み家族のように接してきました。

 

 

フィリピンで学校を卒業したあと、今は日本で自動車学校に通い免許も取りました。

 

 

3年間の支援で別人になったとご両親が思ってくださいました。

 

 

これから就職を見据えて、もう一度学校に行くのかそれとも就職するのか今年一杯考えるそうです。

 

 

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