発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ひきこもり・家庭内暴力相談会始まります。東大

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受験シーズンが終わろうとしています。

合格した人にはおめでとう。

うん?合格した人はこのブログを訪れる理由はないですよね。

 

 

希望校に入学できなかった人には、「これで全てがダメになったわけじゃない。落ち込む時間があったら、努力する時間に使った方が良いよ。」と言いたいです。

 

 

 

さて、僕は知っています。

希望校に入れなくて、挫折感を味わい、そののままひきこもってしまった人たちを。

 

 

みんなに出遅れてしまった自分はもうダメだ。

高校や大学生活でさえ大変だったのに、就職なんかできっこない。

 

 

どうしようもできない。

もう無理だ。

僕にはその気持ちが理解できますよ。

 

 

30年前の僕はそう思ってひきこもらざるをえなかったですから。

それしか選択肢がなかったから。

それで30年間ひきこもったわけですから。

 

 

 

ところがみなさん、選択肢はあったんです。

 

 

 

みんなとうまくやっていけない。

勉強をやりきったという気がしない。

 子どもさんが「もうダメだ。手遅れだ。」そんな発言をしているのならば、ぜひ、僕たちに任せてください。

 

 

日本でやり直すことは難しいですよ。

新卒での就職が全てなんですから。

だったら1度日本から出てみませんか。

 

 

大学もこちらなら、30代、40代の人でも普通に通っています。

日本では同じ年齢がほとんどですよね。

 

 

 

30代、40代でも遅くはないのです。

いつまでもスッキリしない気持ちを持ち続けるならば、今がその時です。

一歩踏み出してみませんか。

 

 

実力をつけること。

自信をつけること。

 

 

この2つがなければ、残念ながら社会に戻っていくことは難しいのです。

 

 

 

 この2つを獲得するために、僕たちと一緒にもう一度頑張ってみませんか。

 

 

 

日常生活の中で、どのようにしたら、周りとうまくやっていけるのかをスタッフと一緒に日々考えていきましょう。

 

 

英語の実力をつけるために、スタッフがとことん寄り添っていきますよ。

 

 

私たちはチラシに記されている日程で相談会をいたします。

相談会後、すぐに訪問もできます。

北海道から、沖縄の果てまで、どこにでも行きますよ。

 

 

一人でも多くの人が〈ひきこもり〉や〈家庭内暴力〉から社会に復帰できることを私たちは願っています。

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理解してもらうよりも努力をしたいのです。東大

 

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サポートセンターの支援を受ける中で、〈発達障害〉を勉強していきました。

そして、〈その特性から、僕は定型発達の人たちのようにはできないのだ。〉と理解したのです。

 

 

30年間の悩みが解消しました。

と、同時に、悪魔の囁きが聞こえたのです。

 

 

「自分が努力しないとかそういう問題ではないから、安心して前のひきこもりの状態にもどれる。」

 

 

 

「僕にはひきこもる正当な理由があるのだから。」

 

 

どんなに青木が優れた支援者だとしても、50才をすでに過ぎた男を、社会から必要とされる者に変えることはできない。

誰も僕を必要としていないのだ。

 

 

 

(まあ、フィリピンに連れてきてもらって楽しんだから、それで良しとしよう。)と考えるようになりました。

 

 

そして、支援をしてくれている青木に対しても、やらなくても良い理由を何かと探していました。

 

 

支援を受けることが怖かったのです。

支援を受けてもできなかったらどうしようかと、そう思うと怖かったのです。

 

 

 

支援を受けて初めてインターネットに触れました。

インターネットの世界では、多くの人たちがこう叫んでいました。

 

 

 

「会社が、友達が、家族がもっと発達障害を理解して欲しい。」

「僕たちはあなたたちとは違うのだから。」

 

 

僕も同じように叫びたかったです。

 

 

僕は障害者だから、ひきこもったのだ。

だから、僕の弱さをもっと理解して欲しいと。

 

 

しかし、そんな僕の考え方を見越したように、青木がこういったのです。

「どんなに社会が発達障害を理解したとしても、当事者が最低限やらなければならないことがある。」

 

 

「清潔にすること。」

「人とそこそこ仲良くしていくこと。」

「社会の常識やマナーを知ること。」

 

 

「それができなければ、いつまでたってもあなたは社会に戻れない。」と。

 

 

その当時はよくわかりませんでしたが、今はわかります。

 

 

私は社会に戻りたいので、日常生活でのマナーや社会常識を57歳になった今、必死に学んでいます。

 

 

 

僕は社会に戻りたいのです。

 

 

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発達障害が問題ではないのですよ。東大

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発達障害が問題なのではないのです。

 

 

問題なのは、多くの人が当然できることを僕ができないこと。

多くの人が、知っていることを僕が知らないこと。

 

 

僕は学校や職場、家庭で、他の人たちとうまく関われなかったのです。

そのことが問題なのです。

 

 

 

5年前からサポートセンターで支援を受けた僕です。

30年間ひきこもっていた僕は、生きづらさを強く感じていました。

しかし、その生きづらさの正体が何かを30年間理解できずにいた僕です。

 

 

僕の担当は青木でした。

支援が開始されてすぐに、プログラムを通して、色々なことをやらされました。

しかし、残念ながら、全てうまくいきませんでした。

 

 

そして、青木に言われたのです。

「このままでは、社会に戻ることはできないです。失礼ですが、育て直しのようなところから始めさせてもらうので、了解してほしい。」と。

 

 

そして、僕への支援は、朝の洗面から始まったのです。

鏡をよく見て、鼻毛、耳毛、眉毛、ヒゲのチェック。

 

 

 

歯磨きは、1本、1本このように丁寧に磨きましょう。

脇にはデオドラント。

香水もつけましょう。

爪は、毎日チェックすること。

 

 

よれた靴下は処分、処分。

靴は2、3日で履き替える。

ローテーションが必要です。

 

 

雨に濡れたら、新聞紙で乾燥です。

 

 

風呂に入ること。

体を丁寧に洗うこと。

服は毎日着替えること。

 

 

洗濯の洗剤、柔軟剤は適量に。

適量というのは、商品の後ろにこのように記されているから、見てやってみてください。

 

 

ダメですよ。

洗濯槽をじーっと覗き込んだら、目が回るでしょう。

 

 

(面白いから、つい覗き込んでしまった。)

わかりますが、気をつけてください。

実際、長く覗き込んでいて、目が回って倒れ込んだ人が過去にいましたよ。

 

 

 

他の人が食べている側で、ほうきで掃いては、ゴミが舞ってしまうからダメですよ。

「ほうきをコントロールしているから大丈夫です。」って?

 

 

 

「1階のメールボックスにヤマトからの知らせが届いているから見てきてください。」

とお願いされました。

 

 

 

「見てきました。ヤマトから不在者通知書がメールボックスに入っていました。」

「はい、ありがとう。」

 

 

 

「うん、不在者通知を渡してください。」

「え!!取ってきていませんよ。だって見てきてくださいって言ったじゃないですか。」

 

 

 

あなたは話を聞いて笑いますか?

笑うあなたには関係のない話しでしょうね。

 

 

 

笑われる僕たちは、何がなんだかわからないのです。

わからないまま、1日、1ヶ月、1年と過ぎていくのです。

 

 

もう疲れたんですよ。

そう、生きて行くことに疲れ果ててしまいました。

 

 

 

「この役立たずが!!」と言われたことは一生忘れられません。

「はあ?お前バカか?」

 

 

「はい。バカですから、もう怒るのはやめにしてもらっていいですか。」と何度言いたかったことか。

 

 

そんな話を支援者の僕たちに泣きながら話してくれる彼らです。

問題がなんなのか。

そして、彼らはどうすれば良いのか。

 

 

 

 それらを的確に理解してもらえるように、伝えることが僕たち支援者に求められていることなのです。

 

 

だから・・・・・・。

 

♩〜 発達障害?

 

♩〜 でもそんなの関係ねえ。そんなの関係ねえ。

 

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発達障害の僕が成長するためにとても必要だった2つのこと。東大

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人が変わるために必要なものはたくさんありますが、僕たちのような程度の悪いアスペルガーの人たちにとって、もっとも重要だと思っていることは次の2つです。

 

 

 

1つ目は信頼出来る支援者です。

 

 

私たち支援者は、彼らとともに生活をすることで、日常生活の中で指導することができます。

 

 

それは母親と子どもとの関係に匹敵するものです。

 

 

また、支援は1年を通して途切れなく続きます。

祝祭日も休みなく支援者がそばにいることで、彼らの閉ざされた心は次第に開いていくのです。

 

 

失敗した時に、何が自分に起こっているのか。

それをどのように捉えれば良いのか。

 

 

そして、次に同じことが起こった時にはどのように受け止めて、どう行動すれば良いかを知ることがとても大切です。

 

 

それが1人で、できないのが僕たちの特性なのです。

僕たち程度の悪いアスペルガーの人たちには、メンターが必要なのです。

 

 

しかも、その人にあったオリジナルのプログラムを作ってくれる僕だけのメンターが必要なのです。

 

 

 

僕たち支援者はそんなメンターになるよう頑張っています。

 

 

 2つ目は回復へのプログラムです。

 

 

プログラムを通して責任感を養い、他者との交流の仕方を学ぶことができます。

そして初めて、ぼくたちは社会に戻っていくことができるのです。

 

 

そのために、サポートセンターは学校に行くことを勧めています。

インターナショナルハイスクール、各種専門学校、大学。

 

 

学生生活を通して、生徒は様々な体験をします。

そして数多くの失敗をします。

 

 

失敗はそのままにしておけば、マイナスなことでしかありません。

 

 

しかし、失敗体験を丁寧に考察すれば、それは僕たちの大きな成長につながるのです。

それが唯一できるのが、学校生活ともう1つ、就労場所なのです。

 

 

私たちは、そのプログラムを行う場所として、以前は小さな食堂をマニラ市内で運営していました。

マニラ支部を閉じるにあたり、食堂も閉鎖したのです。

 

 

しかし、その食堂での成果はとても大きなものでした。

いずれ、規模をさらに大きくした就労支援の場としての食堂を建設することを考えていました。

 

 

 

長年のリサーチの結果食堂と宿泊施設を建設することにしました。

 

 

2019年3月下旬から工事が開始され、8月末には完成し、10月にオープン予定としています。

 

 

 

社会や学校から離脱し、孤立していた僕たち。

10年、20年、30年と家族以外と誰とも会ってもいない。

いや、Mr.Joe、劇団兄いなんて同居している家族とも20年間会っていない。

 

 

 そんな状況が良いはずがないのです。

なんとかして、彼らに笑顔をと、僕は心から願っています。

 

 

 

順次状況をお知らせしますので、どうぞこの働きに関心を持っていただけないでしょうか。

 

 

僕たちにはあなたの優しさが必要なのです。

僕ちには、僕たちを理解して、励ましてくれる応援団が必要なのです。

 

 

彼らを笑顔にするのには、僕たちの力はあまりにも小さいのですから。

 

 

 

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発達障害は成長するのです。東大

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今はサポートセンターで、スタッフという立場です。

3年前から、少しずつ色々と経験を積まさせてもらってきました。

しかし、間違いや失敗ばかりです。

 

 

でも失敗して、初めて僕の何が問題だったのがわかるのです。

支援を受け初めた頃と今を比べますと、自分でも大きく成長したことを感じます。

 

 

まあ、何もできなかった僕ですから、そこから大きく成長しても、みなさんから見れば「なんだそんな程度なのか」というレべルです。

 

 

失敗したり、うまくいかないことがあったら、すぐにその場でスタッフが指摘してくれます。

 

 

人から自分の失敗を指摘されたら、パニックになっていた僕です。

今は・・・・・・・

同じですね。

 

 

前回ブログに書きました内容。

自分のダンボールだということを他の人に知らせるために、自分の名前を書く必要がありました。

 

 

しかし、気が小さく、自信がもてない僕は、自分の名前を大きく書けないのです。

そのことを指摘された時、「時間がありませんでした。」と、とっさにスタッフに嘘をつきました。

「小さく書いても大きく書いても、かかる時間は同じです。」とスタッフに指摘されて、嘘がばれました。

 

 

〈傷つきたくない。〉という防御反応が嘘をつかせてしまうのです。

 

 

しかし、今はスタッフに指摘されて素直に「嘘をつきました。」と言える僕です。

それでも、まあ嘘をつかないことが1番なのです。

もう少ししたら嘘をつくこともしなくなるでしょうか。

 

 

失敗したら、その失敗から学んで、次は失敗しなくなります。

数学の問題で間違えたら、なぜ間違えたのかを考えて、もう一度似た問題を解いてみます。

そうしますと、同じ失敗はしなくなります。

 

 

同じことなのです。

 

 

違うことがあるとすれば、数学の問題でまちがえても、恥ずかしくはありません。

しかし、サポートセンターで指示されたことを間違えたりしたら、やはりとてもはずかしいのです。

 

 

 

サポートせンターのスタッフはその日のうちに、間違えたことを1つ1つ丁寧に指摘して、解説し、その失敗について一緒に考えてくれるのです。

 

 

ですから、今の僕はできる限り失敗をして、そしてそこから成長を遂げたいと願っています。

 

 

どうでしょうか。

あなたも一緒に、僕といっぱい失敗してみませんか。

アフターフォローも万全ですよ!!

 

 

発達障害は成長する。

これは本当なのです。

ただし、頑張らないといけませんがね。

 

 

ではまた明日。

 

 

 

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アスペルガーの僕は失敗して成長して行く。東大

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先日連続して失敗しましたので、恥を忍んで報告します。

多分同じような失敗をする人たちもいると思いますので、僕の失敗が誰かのお役にたつと思って書いてみます。

 

 

 

さて、学生の引越しの手伝いをしました。

その中には私の荷物を詰めた箱もあるのです。

市販されている箱ですから、他の箱と区別するために、箱に名前を書くなりして区別しないといけません。

 

 

それで僕も自分の名前を書きました。

 

 

 

しかし、違うスタッフに注意を受けたのです。

「東大さん、あなたが書いた自分の名前のサイズが小さすぎです。」

「こんなふうに、もっと大きく書いてください。」と違うスタッフが書いたものを見せられました。

 

 

それは、箱の横面に大きく名前が書いてありました。

上面、側面ととても大きく名前が書いてありました。

 

 

 

僕の字のサイズと言いますと、定規で図りましたら、2センチ程度でした。

「小さく書いたのにはわけがありますよね。」とスタッフが聞きます。

 

 

「書く時間がなかったのです。」と答えた僕です。

「小さく書くのも大きく書くのも、時間にしたらおなじだから、本当の理由はなんですか。」と聞き直したスタッフです。

 

 

その場では答えられなかった僕です。

 

 

仕事が終わって、ゆっくりと考えていたら、正直な自分の気持ちが出てきました。

そして、青木に電話したのです。

 

 

「僕は自信がないので、あまり目立たないようにしていました。今でもその気持ちが抜けないんです。」

 

 

 

「何回か、大きな字を書く練習をしてみましょう。」と青木が言ってくれました。

 

 

「一度くぎりをつけることは大事だね。多分大きく書くということがどういうことなのか、理解できないんだよね。定型発達の人は、『ただ大きく書くだけなのに』と理解ができないだろうね。」と青木が言ってくれて、ホッとしました。

 

 

すぐにスタッフと一緒にダンボール箱にスタッフが大きく僕の名前を書いてくれました。

僕はそのサイズを目で見て、自分でも書いてみました。

 

 

なんどもなんども繰り返し書きました。

「めだたないと意味がないんだ。そのことで誰も何も言わないんだ。」そう自分に言い聞かせながら、なんどもなんども大きく書いたのです。

 

 

オーバーなと言われるかもしれませんが、何かから解放された爽快な気分になったのです。

「いやいや。もっと目立っていいんだよ。」と心の中でも呟いた僕です。

 

 

 

また一つクリアした僕がいます。

57歳の僕は失敗することで、成長していくのです。

 

 

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発達障害の情報で混乱している人たちが多い。マル

 

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12年前の写真ですか。本当に成長しましたね。 

 

 

サポートセンターの事務所で電話番をしている私です。

ときには、訪問もしています。

私が対応できる人に限るのですが・・・・・・。

 

 

 

 さて、私が登場するということは、いつも書いている人たちが忙しくて、書く時間がないということです。

それで私が書いているのです。

 

 

電話番をやり始めて、すでに10年近くたっています。

電話の内容は、ほとんどが相談のお電話です。

 

 

私たちの団体には、支援する人をよく知るためのカルテが用意されています。

最初に相談のお電話をいただいた時から、お時間の許す限り、色々とカルテに沿ってお聞きしています。

 

 

もちろん、個人が特定されるような情報は、こちらからは聞くことはありません。

 

 

私がお話を聞いて、書き込んだカルテを今度は違うスタッフが目を通して、私たちで支援が可能かどうかを判断します。

 

 

そして、それが青木などのスタッフに渡り、支援可能かどうかを最終的に判断します。

 

 

その後、青木がもう一度、お電話くださった方に話をお聞きします。

 

 

こんな流れがあるのです。

 

 

さて、私は10年近く相談係をしていて気づくことがあります。

10年で相談内容の中身が変わってきているのです。

10年前では〈発達障害〉という言葉を聞くことはまずありませんでした。

 

 

あったケースとしては海外赴任で、現地の医療を受けて発達障害と診断されたというケースだけです。

それも数件程度です。

 

 

今は最初から、「発達障害と診断されています。」と言われるケースがほとんどです。

 

 

そのあとの内容が多岐に渡っているのです。

 

 

「私は食育療法を試みています。」

アロマテラピー、音楽、動物、ダンス、漢方。」などなど。

 

 

「世の中にはいろんな療法があるのだな。」と驚いている私です。

 

 

続いて、相談者の方が私に聞かれるのです。

「サポートセンターさんはどう思われますか。」と。

私は答えます。

「わかりません。」と。

 

 

本当にわからないのです。

わからないことは、答えようがありません。

中には「是非◯◯療法をやってみてください。」と強く迫ってくる方もいて、返答に困ってしまいます。

 

 

私たちがやっていること。

大切にしていること。

そして、そのことで結果が出ていることに私たちは自信を持っているのです。

 

 

混乱している人をまずは落ち着かせます。

今いる環境から離すことが必要な場合が多いです。

特に家族との関係がうまくいっていないケースが多いですから。

 

 

落ち着いたら、その人に何が起こっているのかを伝えます。

もちろん、言葉で伝えても理解することが苦手な人たちですから、この時点では、そんなにも多くの結果を私たちは求めません。

 

 

「こうしたら、今度はうまくいくよ。」とアドバイスをしてあげます。

 

 

そのくりかえしなのです。

 

できないことを出来るように導いてあげたり。

やりきれなかったことを、やり切れるように寄り添って導いてあげたり。

なぜみんなとうまく関われないのかを一緒に考えてあげたり。

 

 

要はプライベートでの最善のコーチを目指している私たちです。

 

 

そうして、彼らは成長して、やがて社会に戻っていくのです。

 

 

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