発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害って騒ぎ過ぎです。ジュン

 

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ご依頼がありましたホワイトボード、入荷しましたので、お届けします。

 

 

 

母は僕に言った。

「ジュンお前は統合失調症だから病院に行こう。」と。

病院で先生から色々聞かれた。

 

 

僕だけが診察室から出されて、母親と医者が話した。

母親は会計で支払いを待っていた。

黙っている。

 

 

「それでぼくは統合失調症なの?」と母に聞いた。

「違うって。」短く母が答えた。

眠れない時に飲む薬を渡されただけだった。

 

 

 

一年くらいたって、母が言った。

「お前は場面緘黙症かもしれない。」

ひきこもりの講演会で、「場面緘黙」が話題になったらしい。

 

 

 医者に色々と質問されて、その後別室で色々と検査を受けた。

また僕だけ、待合室で待たされた。

 

 

母親が言った。

「場面緘黙じゃないって。」

「でどうすればいいの?」と僕。

 

 

「お前には凸凹があるんだよ。大変だよね。どうしてこうなってしまったのかね。お父さんもお母さんも普通なんだけどね。」

 

 

今考えれば両親とも普通じゃないと僕は思う

両親を見ていれば、なるほど僕もそうかと思いますからね。

 

 

母が保健所に行って相談した。

親の会があるから来ませんかと誘われた。

そして夫婦揃って親の会に参加した。

 

 

今でも母親だけが毎月参加していると思う。

それで、ぼくの親が、親の会で何を学んでいるのか結局僕にはわからないままだ。

息子はとっくにひきこもりではないのに。

 

 

サポートセンターの青木さんにあった時、聞きたかったのは「発達障害」のことだった。

「青木さん、僕は発達障害なんでしょうか?」

発達障害かどうか、気になるの?」

「・・・・・・」

 

 

「僕はみんなと違う感じがして、それがどうしてなのかわからなくて。」

「そうなんだ。」

 

 

アスペルガーとかADHDとか、ぼくたちは診断名より、その人の様子をみて、その人を知ることを大切にしているから。」

「苦手なこと、できないこと、得意なこと、好きなこと。

一緒に暮らして生活していく中でその人を知る。」

 

 

「その人が社会で生活できるように指導と支援をしてあげることを毎日やっているだけ。」

「ただ、それだけ。」

 

 

「今、社会全体が「発達障害狂想曲」のような感じがするんですけれど、どう思いますか。」

「なんとも思わないけれど。」

 

 

「支援現場のことで頭が一杯で、社会のことなんか考えている余裕はないな。」ということでした。

 

 

 

正直、ぼくも発達障害と診断を下されていることを書くのを忘れているくらいですからね。

今ではそんなのどうでもいいということなんですよ。

 

 

僕にははっきりと他の人に比べて苦手すぎることがありますので、それをどうしていくかをスタッフさんたちと一緒になって考えているんです。

 

それでいいんです。

僕がやらなきゃいけないことはそれなんです。

 

 

社会で「発達障害」という言葉がひとり歩きしていて、なんかとてつもなく「不安と恐怖に満ちたもの」のように取り扱われていることに、少し苛立ちを感じていました。

 

 

でも、それは僕の考えるところではないと青木さんに教えられて、今は自分のことだけに専念しています。

 

 

なんだか、Mr.Joeさんのことを言っておきながら、過去に自分も社会の見方が気になっていたんです。

 

 

 

それを最後に言いたくて、また書いてみました。

 

 

 

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