ここはフィリピンの南の果て。
もう少しで赤道に手が届く辺境地。
年中太陽さんが俺たちを攻撃しやがる。
昼さがり、暑さに負けた俺はぐたーとしていた。
隣ではスタッフがパソコンの画面を覗いている。
ふと、スタッフの方を見たら、スタッフが泣いているじゃないか。
「どうしたんですか?」
「いやあ」
なんか俺に泣いている姿を見られて、恥ずかしくなったみたいだ。
「俺でできることでしたら、何でも言ってくださいよ。」
「彼氏にふられたとか?」
「ハゲがこき使うんで、サポートセンターを辞めたいとか?」
「本当のことを言ってくださいよ!!」
「ヒルマさん、またブログを書いてみえるよ。」
「ヒルマさんの文章を読んでいたら泣けてきて、泣けてきて。」
「えっ。泣けた。」
「良い話なんですか。」
「うん。ヒロさんには伝えにくいんだけれど。」
俺はすぐにスタッフからパソコンを奪い取り、ヒルマさんのブログを読んだ。
「おおおおおお、相変わらず俺のブログを詳細に説明してくれているな。」
しかし、専門用語が多いんで、読んでいて途中で意味がわからなくなる俺です。
「で、どこで泣けたんですか。」
「伝えにくいな。」
「・・・・・・」
「あのね、ヒルマさんは私たちの働きをとてもとても理解してくれている人なの。」
「この働きに関心を持ってくれる人は世間では本当に少ないんだ。」
「そして、私たちの支援の意図を的確に理解してくれる人がいるかと考えたら、もつともっと少ないんだ。」
「だからね、私たちのやっていることを、こういうことでしょって丁寧に的確に説明してくれているヒルマさんの文章に優しさや思いやりを感じるんだ。」
「特に、ヒロさんのことを我が子のことのように丁寧に見続けていることに、私たちへの強いエールを感じるんだ。」
「そうなんですか。良かったですね。」
「この働きは孤立感が半端ねえですからね。」
「普通の人にはこの働きはできないでしょうね。」
「ありえない支援ですから。」
「スタッフは命をかけていますよね。」
「ありえねえ、ありえねえ。給料が良いわけなんかないのに。」
「そうだね。ありえない支援を私たちはやっているんだよね。」
「で、もう私にはできないな。って思うことがよくあるんだ。」
「そんな時はどうしているんですか。」
「先輩に話を聞いてもらったり、青木さんに報告したりして何とか保っているけれどね。」
「それにしても、すごい人なんだよ、ヒルマさんは。」
そういったスタッフはベテランな人だ。
その人がすごい人だっていうヒルマさんて・・・・・・。
俺はもう一度ヒルマさんのブログをスタッフの協力をえて読み直した。
そうしたら、確かに泣けたわ。
すごい人だと俺も改めて思いました。
このお母さんのお子さんはとても幸せだと思った。
ありがたい、ありがたい。
今後ともスタッフと俺とハゲを禿げまし続けてください。
ありがとうございました。
下記にリンクを貼っておきますのでぜひ、ぜひ、お読みください。
ただ、内容がすこし難しいのです。
まあ、わからないのは俺だけかもしれませんが。
スタッフに言わせれば、下手な発達障害の本を読むより役に立つらしいですよ。
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