発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

30年ひきこもっていた弟のこと。八十助

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現在、センターに弟の支援をお願いしている関西在住の者です
弟は現在50代半ばになりました。

 

 

両親は健在ですが、ともに80歳を超えており、世の中で言われる「8050問題」を体現している家族です。
そして私は兄です。50代後半です。

 

このコーナーで「ひきこもりに悩む家族へのメッセージを」と青木さんから依頼されました。

 

 

わたしも「ひきこもりに悩む家族」です。
「でした」と言える段階ではなく、まだ「悩んでいる」状態なので同じような状況の方へどんなメッセージができるのか、正直悩むところです。

 

 

 ですが、青木さんに相談して5年以上が過ぎ、以前では考えられなかったような変化が弟に表れている今、多少なりとも同じような境遇の方、特に親御さんに伝えられることがあるかもしれない、と思い少しだけ書かせていただきます。

 

 

 

 

 

 

弟が母に「7月にフィリピンに行くつもり」と直接話しかけたのです。

 

 

このことがどれだけの変化であるか想像できる人がどれくらいいるでしょうか。正直わかりません。

 

 

それでも、わたしにとっては本当に大きな変化でした。
だって、だれとも話さず、会話もせず、毎日ゲームとテレビを見るだけの30年を過ごしてきたのです。

 

 

その弟がちゃんと自分から母に「フィリピンに行く」と言ったのです。

 

この「変化」にかかった時間が約6年です。
青木さんは6年間、辛抱強く弟と、私たち家族と付き合ってくださいました。

 

 

だから、まず最初に、青木さんは6年間付き合ってくださる方であり、そのような組織なんだ、ということをお伝えしたいと思います。

 

 

そして、どのように付き合ってくださったのかについては、今後(不定期になりますが)、このコーナーでお伝えしたいと思います。

 

 

そうそう、弟の名前ですが、まだ支援を受けていることもあり、本名を記すことができません。
「8050問題」にちなんで、五十助(いそすけ)と呼びます。

 

 

 

わたしは、そうですね80代の親の代わりということで八十助(やそすけ)としましょう。

 

 

 

また続きを書いていきます。

よろしくお願いします。

 

 

       〈サポートセンターの支援〉

 

サポートセンターは大人のひきこもり支援に特化した団体です。

 

 

10年、20年とひきこもっている人たちでも、社会参加できるように支援しています。

私たちの支援は個別でのオーダーメイドの支援です。

 

 

支援をする人それぞれにあった支援を考え、計画し実行しています。

ひきこもっている全ての人は自信を失くしています。

 

 

小・中・高と勉強がわからなかった。

集団生活がうまく送れなかった。

同級生たちとの交流が苦手だった。

 

 

今まで支援した大人のひきこもりの人たちには、共通した理由があるのです。

それらを克服できたときに、彼らは自信を持って社会参加していきました。

 

 

 

そのために私たちは、個別で家族のように毎日寄り添いながら、人との関わり方や苦手な勉強を教えています。

 

 

それらが身につくまで、気長にそして身につくまで何百回と同じことを繰り返し伝えています。

 

 

長期ひきこもっていた人たちでも、5、6年で社会に戻っていきます。

仕事を得て、経済的、精神的に自立しているのです。中には結婚をした人もいます。

 

 

支援は難しいものではありません。

私たちがもっとも難しいと感じていることは、ひきこもっているご本人から信頼を得ることです。

 

 

もし、ご本人がなんとかしたいという思いをお持ちでしたら、回復は早いのです。

 

 

ぜひ、私たちにご相談をしてみてください。

大人のひきこもりの問題を一緒に解決していきましょう。

 

 

 

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