発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

50代男さん、日本帰国!! そして・・・東大

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「東大さんや、ヒロさん、Mr.Joeは元気なんでしょうか?」という問い合わせを何件かいただいています。

 

 

大バカ野郎さんにブログを任せっぱなしでしたので、ちよっとここらで、近況報告をしておきます。

 

 

まずは、ヒロさんですが、もう1度入学した大学でしたが、結婚を優先したいとのことで、2度目の大学は中退しました。

そして今、働いています。

自分がどのくらい社会で通用するのかを試してみたいとのことです。

 

 

試すために、もう一度、日本に帰国して働いてみて、やれるという自信を獲得しましたので、次の段階に進んでいます。

年内には結婚予定だそうです。

 

 

Mr.Joeですが、当初は2年間の専門学校に行く予定でしたが、学校で学ぶ最後のチャンスということで、4年制大学を考えています。

 

 

しかし、学校に行くと自分の好きに使えるお金に困ってしまいます。

また、4年後には、小さな店をやっていると当初は計画していましたので、そこらへんの計画をもう一度考え直しています。

 

 

 

この調子では、9月入学制度を取っている大学に進学しそうです。

 

 

 

俊介兄いは、日本で見つけた会社で働いています。

現在、研修期間中です。

長く続けられそうだと感じています。

 

 

 

本採用を目指して、日々頑張っています。

土日には、ひきこもっている人たちのところへ、継続して訪問してくれています。

 

 

 

劇団兄いは本人曰く「天職を見つけた!!」ということで、今年の春から就職した会社で今も頑張っています。

現在フィリピン支社勤務です。

 

 

 

50代男さんは、4月下旬から日本に帰国しています。

本人からは「毎日、日本食が食べられない。毎日お風呂に入られない。頑張っても頑張っても、英語が通じない。what ?と言われるのはとても辛い。もうだめだ。日本に帰りたい。」との希望が出ました。

 

 

帰国したいという50代男さんを、私たちは止めませんでした。

というより、どうして、青木は帰国を思いとどませなかったのだろうかと疑問でした。

 

 

 

50代男さんと面と向かって、話を聞いて、「それでも頑張っていきましょう。」と励ますのかと思っていたら、そのまま「わかりました。直ぐに帰国する便を取ります。」となりました。

 

 

青木らしくないと思いました。

青木に聞いてみました。

「50代男さんの支援はやはり難しいので、諦めてしまったのですか?」

 

 

「諦めていないよ。」

「帰国したいという人を押しとどめるつもりはないし、そうしてはいけないからね。」

「よーく、相手の話を聞いて、改善できることは、できますと相手に伝えるけれどね。今回の希望は、英語が通じない以外は全て無理でしょ。」

 

 

「英語が通じないのは当たり前で、ボソボソと小さな声で話すのではなく、このくらい大きな声で話しなさい。」と何百回とアドバイスしている。数年前よりは、良くなってきているけれど、まだ声が、小さいよね。それじゃあ、What ?と言われるよね。」

 

 

 

あとは、日本食がたべられないのも、お風呂に入られないのも、今に始まったことではにないのに、それを持ち出しているというのは、帰国は本心ではないと感じたよ。」

 

 

 

 

「日本で数ヶ月いたら、わかると思うな。ここしかないって。」

 

 

 

涙を流さんばかりに、もう無理だと訴えかけていた、50代男さん。

そんな彼が、またフィリピンに戻ってくるのでしょうか?

 

 

僕はこれで、もう50代男さんの支援は終わりなのか。もっとできることはなかったのかと、反省する毎日でした。

 

 

しかし!!

 

 

支援生活30年。

青木の目に、狂いはありませんでした。

それはまた明日に続きます。

 

 

 

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