発達障害な僕たちから

発達障害と診断された、ヒロ・アオキとその仲間達が日常生活での生きづらさや奮闘を素直に綴っていきます。よろしくお願いします。

発達障害者支援 かあちゃんとのわかれ

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ある人からのご厚意で無料で部屋を貸していただけることになった。

早速部屋を母ちゃんと見に行った。

 

 

お世辞にも綺麗だとは言えなかったが、無料で貸していただけるんだからありがたいことだ。

しかも5年は大丈夫だと言われたからその間に体制を立て直そうと考えた。

 

 

 

しかし、母ちゃんは黙っている。

「不満でもあるの?」

「お姉さんのところへ行く。」

 

 

「はあ?」

「どうしていくんだよ。」

「母ちゃんは俺が面倒をみるといったろ。」

 

 

俺の問いかけにただ黙っている母ちゃん。

「やってられねえ。」そう言って俺は家から出た。

「ふざけんなよ。」目の前にあった木を足で思いっきり蹴った。

 

 

「もう嫌だ。」

「なんなんだ。」

「えっ、俺が悪いというのか。」

 

 

 

「なあ誰か答えてくれよな。」

「頼むから誰か俺を納得させろや。」

涙があふれて仕方なかった。

 

 

そんな俺の目の前を背中を丸めた母親が年老いた人のような歩き方で通り過ぎていく。

まるで俺の存在に気づかないように。

 

 

「母ちゃんどこ行くんだよ。」

「おい、応えてくれよ。母ちゃん。」

「俺だよ。Yだよ。母ちゃんの子供だろ。」

 

 

 

俺が母ちゃんの目の前に立ちはだかると、向きを変えてまた進もうとする。

つかんだ腕を振り払った母親のその力強さに驚いた俺。

へなへなとその場にしゃがみ込んでしまった俺。

 

 

その時決心したんだ俺。

「母ちゃんわかったよ。俺だけがここに住むからな。母ちゃんが大切にしていたものは俺が責任を持って管理するから、心配しないで姉ちゃんのところへ行くといいよ。」

 

 

目を合わせて話をしてくれない母。

いや「心の病気になって自分でもなにがなんだかわからいない状態になっている。」そうサポートセンターのスタッフから聞いていた。

 

 

 

その場でかあさんの姉ちゃんという人に電話した。

初めて聴く声。

信じられない。

 

 

今まで一度も俺たちのことを気遣ってくれないなんてな。

しかし、母ちゃんがお世話になるんだからと怒りは封印した。

 

 

その晩遅くにねえちゃという人は電車を何本も乗り継いでうちに来てくれた。

俺は居心地が悪かったんで宿舎に戻り次の日朝早くに来る約束をした。

 

 

しかし約束した時間に行くと家はしまっていた。

鍵で開けて中に入ったら誰もいない。

慌てて姉ちゃんに電話した。

 

 

電車の音がした。

すでに電車に乗っていたというわけだ。

もうどうにでもすればいいんだ。

 

 

そう呟いて宿舎に戻った。

 

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