発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

回復後、家族と初めて話します。エイジ

 

 

私、今日本にいます。

家族と話し合う為に帰国しました。

家族とは3月帰国時にあいさつ程度はしたのですが、それ以上の会話はしていません。

 

 

なぜしないのか?

 

 

自分に自信がないからです。

大学にも行かせてもらったのに、大学に行くのが怖いという理由だけで、学校を辞めてしまいました。

授業料も入学金も払ってもらったのに・・・。

 

 

「大学に行かないなら、働いてほしい。」と言われて色々と挑戦しましたが、どれもうまくいきませんでした。

そして、気づけば30年近く自宅にひきこもってしまいました。

 

 

私の両親はそんな私に、最初の頃は「どうするんだ。何を考えているんだ。」と聞いてきました。

でも、それ以上に私を責めることはありませんでした。

 

 

今になってその当時の両親の私への態度はありがたいことだったと思います。

もちろん、青木さんの様な団体に早めに繋げてくれれば、もっとよかったとは思ってはいます。

 

 

でも今、幸せなのでいいんですけど。

 

 

私は、日本からフィリピンに移住することを決心しました。

と言いましても、このご時世、日本とフィリピン間は毎日フライトが数便あるのです。

わずか4時間、少しの距離なのです。

 

移住なんていう言葉を使うまでもないのですけどね。

でも母も高齢ですし、死に目に遭えないケースも普通にあります。

 

 

それよりも、この体たらくな私を受け入れてくれた家族に対して謝りたいのと家族から許しが欲しかったのです。

 

 

しかし・・・。

実際にあったら何も言えませんでした。

何もです。

 

 

ただただ、昔の映像が次から次へと頭の中を駆け巡りました。

手が震えました。

家族が、「緊張する必要はないよ。」と優しく言ってくれました。

 

 

ただ、私はパニックになってしまいました。

 

 

それで簡単な事務的な話だけで会話は終わりました。

 

 

今日、もう一度家族と食事をします。

その時に、「今までごめんなさい。」そして「今までありがとう。」と言えますように。

 

 

それが言えないと前に進めない様な気がします。

 

 

応援してください。

ありがとうございます。

 

 

 

 

※日本ブログ村に参加しています。

 この記事が良かったと思われましたら
 下記の画像をクリックしてください。

 

 ご協力をお願いします。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村