発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

小学生でもできることが・・・ テル

教職員研修会で講演する東大さん

 

 

 

東大さんって本当に東大を出ているのですか?

僕の文章を読んでそう思われる方もいらっしゃるのではないかと思います。

ハイスぺックなのに・・・・。

 

 

それが東大さんをはじめとする人たちの大変さなのかもしれません

 

 

今日は彼の凄さを披露したいと思います。

教職員研修会で講演をした東大さんです。

与えられたテーマで彼は原稿を書いてきました。

 

 

この団体に2ヶ月前に講演の依頼が来ました。東大さんへの指名です。

青木は1週間に数度、原稿の進み具合を東大さんに聞いていました。

当日まで1ヶ月を切ろうとする頃、一度原稿を通し読みしての詳細な打ち合わせをすることになったのです。

 

 

しかし・・・。

全く書いていないことが判明しました。

確認するたびに、「まずまずです。」とかいう返事をしてきた東大さんです。

 

 

でもまだ1ヶ月あります。

しかし、「1週間で何がなんでも全て書き終えなさい。」と青木さんから言われたのです。

 

 

 

1週間後に東大さんの原稿を見た青木さんはがっかりしたそうです

適当に書いたと思われる内容だったそうです。

 

 

仕方がないので、団体が用意した原稿を代わりに読んでもらうことにしました。

講演会から3日前に原稿の最終的な打ち合わせが行われました。

その席で、東大さんが「遅れてごめんさない。原稿を書いてきました。これを使ってもらえないでしょうか。」と青木に言ったそうです。

 

 

 

その原稿に目を通した青木は今までの東大さんの態度を忘れてしまうほど、その内容に感動したそうです。

 

 

 

当日は70名近くの幼稚園から高校までの各学校から選抜された教職員の方々に向けてお話をしました。

ベテランの教職員の前で、淡々と話をした東大さんです。

 

 

話し終えたあとも、賞賛の拍手は一際長く続いたそうです。

 

 

「やはり彼は凄い能力の持ち主なんだよ。」と青木さんが鳩が豆鉄砲を喰らったような顔で話してくれました。

 

 

できることがずば抜けてできる。

その一方、小学生でもできることができない東大さんです。

 

 

この団体には、東大さん伝説がいくつもあります。

何せ10年近く支援をしてきたわけですから。

 

 

さて、東大さんはすっかり調子も良くなり、婚活に励んでいます。

夏までには、皆様に良い知らせをお届けできるように、団体全員で支援しております。

 

 

 

※日本ブログ村に参加しています。

 この記事が良かったと思われましたら
 下記の画像をクリックしてください。

 

 ご協力をお願いします。

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村