30年ひきこもっても幸せを目指している彼らです。
社会的ひきこもりや不登校の何割かが、発達障害の特性からくるものだと言われています。
彼らの多くは、他人とのコミュニュケーションを持つこと、社会常識を身につけることが苦手です。
だから、学校や会社など一般社会で孤立するケースがとても多いのです。
医療にかかっても、不安が強いのならば不安を減らす薬を、眠れないのならば眠りやすくなる薬を処方されます。
しかし、コミュニケーションや社会常識に関することなどは、医療ではなく教育の分野なのです。
日本は同じものを求める人種だと言われています。
小学校の頃から集団行動や仲間と協調することを教えていますが、そういうことがとても苦手な子どもたちなのです。
ですから不登校になりやすいのです。
必要なのは、コミュニケーション、社会常識等々、日々の暮らしの中での練習です。
時間はかかりますが、それらのスキルを身につけていく必要があります。
一人一人状態が違います。
それぞれの様子をよく観察して、必要なことを与えていく支援こそがもとも大切なのです。
それがマンツーマンでのオーダーメイド支援です。
同質を求められる日本の社会の中で、うまくいかず、疎外感を感じ、自信を失くし、他人の視線を気にしてひきこもるのですから、日本ではなく海外での支援こそが有効なのです。
私たちは、長年の夢であった就労体験施設を兼ね備えた食堂とゲストルームをフィリピンのリゾート地であるシャルガオ島に開設しました。
今まで以上に多くの青少年がここで希望を見出し、ここから再び日本に帰っていけるように支援していきます。
どうか、応援をお願いします。