発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

いい加減な国フィリピン テル

 

 

団体の用事でマニラへ1泊で行きました。

泊まったホテルにたくさんの日本人がいました。

その人たちはカメラ機材などを持っていましたから、テレビ局の人たちだとすぐにわかりました。

 

 

翌日、朝食会場でテレビ局の人たちと会いました。

彼らは近くのテーブルで食事をしていました。

そうしたら、声をかけられました。

 

 

「日本人の学生さんですか?」と声をかけられました。

「私たち日本のテレビ局(具体的に局の名前は出しませんでした。)で、取材にきました。長くお住まいですか?」と聞いてきました。

 

 

それから10分近くインタビューを受けました。

日本で悪質な犯罪があり、その大元がフィリピンに滞在している。

日本に強制送還されないように、あえて刑務所で服役している。

そのことが日本でとても話題になっている。

と言うことでした。

 

 

僕は日本のテレビなどは見ませんので知りませんでした。

 

 

テレビ局が欲しがっていたインタビュー内容は次のようなことだと感じました。

 

 

 

結論から言いますと、フィリピンはとても危険な国。

犯罪者が逃げ隠れするのにもってこいな国。

日常生活でも犯罪に巻き込まれる可能性はとても高い。

汚職が蔓延してして富が1部に集中し、国民の多くは貧困に喘いでいる。

 

 

テレビ局はこんなネガティブな印象をテレビで流すための素材を探していたんだと思います。

僕は5年間滞在していて、犯罪には遭わなかったけれど、地元の若い連中から薬を勧められたりした友達や、乗合バスで居眠りしたら財布を取られたり、ストリートチルドレンに物を取られたりした人はいることを伝えました。

 

 

また、どうしてフィリピンの大学に進もうと思ったのかと聞かれました。

小、中、と不登校でそれからひきこもったので、やり直すためには、誰も自分のことを知らない場所でやる必要があったので、それでフィリピンに来たことを伝えました。

 

 

僕が、「フィリピンっていい加減な国なんです。でも日本でうまく生活できなかった僕にとっては、フィリピンはとてもゆるくて、良い加減な国なんです。」と伝えたら、妙に納得してくれていました。

放送で使うかどうかはわからないと告げられて、インタビューは終了となりました。

 

 

日本では連日トップニュースだそうですね。

まあ、日本の皆さんからフィリピンってそう言う国なんだと思われても仕方がないと思います。

 

 

昔も今もそしてしばらくは、悪いイメージしか思いつかない国フィリピンなのです。

 

 

でも僕にとっては素晴らしい国なのです。

フィリピンという国と、そこで出会った人たちによって僕は生きる希望を獲得したのですから。

 

 

インタビュアーにそのことも伝えたのですが・・・・。

 

 

今日もインターネットの調子が1日悪くて、今になってようやくアップできました。

また明日もよろしくお願いします。

 

 

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