母親からメールが来ていた。
「テル、頑張っていますね。ブログであなたの文章を読んでいますよ。それで、お母さんは、頭の中がスッキリしました。」
「自分を責めなくても良いこと。父親を責めることは間違っていること。父親を変えることはできないということ。」
「いろんなことをあなたの文章から学びました。そのことで落ちつくことができて、今後どうするかを考え始めました。」
「それで結論から言います。お母さんは、お前が卒業後、お前の就職と結婚を見届けてからお父さんと離婚することにしました。」
「離婚と言っても前向きな離婚ですよ。これからはお互いの好きなことに時間を割いていきたいと思っています。」
「お父さんは、歴史探訪の世界に足を踏み入れるそうです。車を買ってその車で日本中を旅したいそうです。」
「私は、何をするかはまだ決めていません。まあ今は離婚に向けての準備をしているところです。ゆっくりと今までの精算をしています。驚かせてごめんね。でも黙っていることが私の性格上無理なので、お前に話しておきました。」
「世間体を一応気にするお父さんと私ですから、お前の結婚まではこのままです。だからと言って焦らせる気はありません。彼女とお互いに話し合って決めてください。」
「今、私はお父さんに一人暮らしができるように指導しています。でも大変ですよ。こんな調子でよく大企業に勤められていたなって、不思議でしょうがないです。青木さんの大変さを少し感じています。」
「今はとにかく身軽になった感じがします。心配しなくて良いからね。あなたの親分(青木さん)を心配してあげてください。それでは健康に気をつけて勉強に励んでください。」
大きな決断をした母です。
父親は、僕の想像では「これで自分の時間を全て歴史探訪に使える。」と喜んでいると思います。
「えええええ。」と思われるかもしれませんが、それが僕の父親なんです。
家族と同じ、いやそれ以上に歴史を愛してやまない父親なんです。
父は父。
そして母は母。
僕は僕。
それぞれが幸せならそれで良いのだ。
そうなんだ。
それで良いのだ。
ではまた。
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