発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

フィリピンの女性たちを支援することで。

2022年看護師になったフィリピン女性。私たちは5年間の支援をおこないました

 

 

私たちはフィリピンの貧困家庭の子どもの支援や成人女性たちの支援をフィリピンでおこなっています。

貧困や暴力の中に置かれることで希望を失った彼女たちです。

 

 

彼女たちの側には、日本から希望を探しにきた青年たちがいるのです。

常日頃、彼らは彼女たちの様子を見ています。

その中から、日本人の青年たちが、励ましをもらているのです。

 

 

 

それは、一方的な支援ではなく、ウィン、ウィンな関係なのです。

 

 

 

自分がどう頑張っても、自分だけでその過酷な環境を変えることが困難な人たちです。

 

 

その彼女たちが、心が癒され、経済的に独立し幸せな人生を送れるまでが私たちの支援なのです。

 

 

小さな働きですが、フィリピンでの16年間の支援で30名近くの人たちを社会に戻すことができています。

全てが皆様からいただくご支援で成り立っています。

 

 

今回は新しく支援を開始したアンジェロさん(仮名)の事をご紹介します。

アンジェロさんは、25歳になります。

 

 

 

お母さんは心の病気で彼女が小さいときに家を出て行ったそうです。

お父さんがいますが、病気で寝たり起きたりの生活で、仕事もできずに、近隣の人たちからのヘルプで生活しているので、お父さんとも別に住んでいました。

 

 

 

そんな家庭環境でしたから、彼女は幼少期から愛情に飢えていたのでしょうか、言い寄ってきた男性に騙されて、搾取されていました。

彼女を保護した支援団体からの要請がありました。

 

 

『男性からの度重なる暴力から逃れる事、そして傷ついたからだと心が癒やされ、彼女が自立するために支援』をして欲しいとの依頼でした。

 

 

昨年の8月に、暴力を受けていた男性から逃れる為に、緊急避難として、飛行機で数時間かかる場所に移動させ、支援を開始しました。また、自立のための就労練習も開始しました。

 

 

当初は、私たちの支援に対して涙を流して感謝していた彼女でした。

本当によく働いてくれました。

 

エイジさんのお世話をしてくれました。

 

 

しかし、彼女は以前暴力をふるわれ逃げてきた男性と連絡を取っていたのです。

あれほどひどい暴力を受けていたのに!!

 

 

彼女の心の飢餓は、他者からのアテンションを求め続けているのです。

あの1年間はなんだったのかと落胆しました。

 

 

また振り出しに戻ってしまった気がします。

どれだけ信じれば良いのでしょうか?

私たちが試されています。

 

 

 

しかし、ここで彼女を見放てるのではなく、さらに関わりを深め、アンジェロさんの支援を続けることにしました。

今は、その男性との関係も絶ち、わたしたちと共に働いています。

 

 

支援するわたしたちとアンジェロさんのためにどうか皆様のお力をください。

これから、詳細なご報告を発信していきますので、よろしくお願いします。

 

 

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