ヘルパーさんが僕の苦手なことを全てやってくれることはありがたいです。
そのことで、僕は得意なことに時間を費やすことができるからです。
苦手なことはどれだけ練習しても、そこそこにしかなりません。
定型発達の人たちができるまでにはならないのです。
もちろん発達障害だろうがなかろうが、最低限やらなければならないことはあると思います。
それはマナーやルールというものでしょうか?
特に身体の清潔さは健康に生きる為に大切なのです。
そしてもう一つは、マナーとしても大切なのです。
それをしないと、周りを不快な目にさせてしまって、周りから受け入れてもらえず孤立してしまうだけです。
青木が昨日、僕に向けてのメッセージを書いてくれました。
あそこに書かれていることは2年前の僕です。
今ではないです。
そして思うのです。
身の回りのことに気を使う必要がなくなっても。
自分の趣味が充実しても。
それだけでは僕は生きていけないということ。
今の僕にとっては、違う大切なものがあるのです。
支援を受け家から外に出て、人と交流したことでわかった幸せ。
好きな人と一緒にいるという時間。
それは僕にとって、とてもかけがえのないものです。
そのことに60歳近くになってようやく気づいたのです。
それでも気づいただけよかったと思っています。
今の僕には、1人で静かに暮らすという選択はありません。
好きな人と一緒に残りの時間を共有していく。
子どもも授かりたいです。
子どもとパートナーと囲まれて、残りの時間を僕は過ごしていきたいのです。
その為には相手に受け入れてもらう必要があります。
相手から愛される必要があるのです。
そうなる為に僕は全力で取り組んでいるのです。
でも本当に程度の悪いアスペルガーな僕にとって、変わるということは大変なことなのです。
アスペルガーと言っても、カウンセラーとして多くの人を回復に導いておられるような人から、僕の様に3つ組の障害が強く出てしまい、社会生活すら満足に送れなかった人など多彩です。
僕の様な社会に溶け込むことを第一の目標としている人たちは、本当に日々大変な状況に置かれていると思うのです。
だからこそ、こんな生き方もありますよ。
そしてこんな僕でも、幸せを感じて生きていくことができるのです。
そこに希望を感じてくれたら嬉しいのです。
そのことが僕の成長へのモチベーションともなっています。
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