暴れるのには理由がありますよ、お母さん。このままでは嫌だということです。
青木さんが訪問してくれて、色々と話をしてくれました。
悪い人ではないとは感じましたが、事務所には行きたくなかったです。
自宅から外に出たら、知っている人に出会うかもしれない。
そんなことを想像するだけで、不安が大きくなったからです。
まあ、それでもおじさん夫婦が背中を押してくれたので、惰性で事務所に行きました。
事務所では、青木さんと他のスタッフさんたちが丁寧に応対してくれました。
それは僕には意外でしたね。
僕の様なひきこもりなんて世間は見下していると思っていましたから。
でも、青木さんはとても丁寧に僕に接してくれました。
まあ、青木さんも不登校、ひきこもりを経験した人だから優しく接してくれるのだなとその時は思っていましたけど。
で、結局僕は1ヶ月間は事務所に通うことになりました。
電車には誰かと会うかもしれないので怖くて乗れませんでした。
だから週2回、おじさんの運転する車で事務所に送り迎えしてもらいました。
で、結局この1ヶ月で何があったかというと、自分がなぜこんな状況になったのか、その原因と今現在の僕が置かれている状況を整理して、改めて僕に教えてくれたのです。
今まで、何がなんだかわからないまま時間だけが過ぎていきました。
気づいたら同世代は社会人です。
僕だけ取り残されたという不安は、今まで以上に大きくなっていきました。
そして、ここまでになってしまったら、もう社会復帰は無理だと僕は思ってしまいました。
同世代との間についた差は、とり返すことができないくらい大きくなってしまったからです。
僕はそう感じていました。
そんな僕に青木さんは、今まで支援してその後幸せになった人たちの例を見せてくれました。
どの人たちも大変な過去を背負ってきた人たちで、僕なんかまだまだ大丈夫なんじゃないかと感じました。
それで、青木さんはこう言いました。
「このままではあなたの将来が良い方向には向かないと思う。一緒にもう一度人生をやり直そう。必要なのはあなたのやる気だけです。」
こうして、僕の新しい人生がこの時に始まりました。
今は幸せを感じています。
大学を終えた後の就職を考えると、正直不安はあります。
少しでもその不安を無くすために、僕はフィリピンの会社でインターンとしても研修させてもらっています。
またこのフィリピンにいるという機会を生かして、いろんな国の人とも交流を重ねています。
正直、どうして僕は不登校だったのかと過去のことを思い出すと不思議です。
というか、過去のことを思い出すこともしませんし、もう思い出そうと思っても思い出せないですね。
今がとても楽しくて、とても忙しいからです。
まあ良いことばかり書いてもなんなんで、これまで受けてきた支援や発達障害に関する僕なりの意見を正直に書いていきます。
ではこれからお付き合いのほどよろしくお願いします。
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