57歳の時の写真です。
3つ組の障害
・社会性・言語コミニュケーションの障害
僕の場合でお話ししますと、無表情とよく指摘されました。
笑顔が作れないんです。
「笑顔が作れないってどういうことですか?」とみなさんそうおっしゃるでしょうね。
僕にもわかりません。
よく笑顔の人の写真を見せてもらい、「見た通りを真似てください。」と言われた事もありますが、できないです。
ただ何十枚と僕の笑顔の写真を撮ってもらうとI枚くらいはみなさんが笑っているんだと思ってくれる写真が撮れます。
鏡に向かって、自分の顔をまじまじと見つめて、笑顔の練習をしたりもしましたが、僕にはとても難しいということになっています。
これは、エイジさんも同じです。
他にもヒロさんやバード君も笑顔を作ることがとても苦手でしたね。
他には、会話で抑揚のない言葉で話したりするのです。
みなさんの中には、僕たちのYouTubeをご覧になった方もいると思います。
僕の会話変ですよね。
機械が話しているみたいと、支援スタッフからよく言われました。
抑揚のある言葉の話し方の練習もしました。
映画を見て、登場人物の会話を真似したりもして練習しましたが、これも僕の中では変えることがとても難しいことなのです。
イントネーションもおかしいんですよ。
確かに、以前クラスの同級生達と話していて、「大野の話した方おかしい。」と言われたことや国語の先生から、「教科書の文章をちゃんと読みなさい。」と指摘されたことが何度かありましたね。
あとですね。
相手によって言葉遣いを変えられないと指摘されました。
どんなに親しくなった相手にも、敬語を使ってしまいます。
だから、よくよそよそしいと言われるんです。
場にふさしい言い方もできないです。
仕事でとても綺麗な女性と出会いました。
気が利かないと言われ続けている僕ですから、何か言わないといけないと思いました。
その女性をまじまじと見つめてこう言ったのです。
「お化粧がとても濃いですね!!」
青木がすかさず日本語で「表現が違うよ。」と僕に言ってくれたので、「お化粧がとてもうまいですね。」と言い直して青木を見たら、僕の言葉を打ち消すように大きな声で「お茶にしましょう!!」と言ったのです。
僕には何がなんだかわかりませんでした。
ちなみに相手はフィリピン女性で、会話は全て英語です。
それと、自分の感情を相手に伝えることもとても苦手です。
そしてそれを報告する事も苦手です。
例えば、みんなで海に遊びに行った時、「ビーチに人は◯◯人くらいいました。」
「午前10時にビーチについて、午後3時にビーチから帰途につきました。帰りはI時間20分かかりました。」という具合です。
「で、あなたは楽しかったのですか?」と聞かれます。「楽しかったです。」と答えます。
「どんなふうに楽しかったの?」と聞き返されます。
一問一答のような会話なのです。
「だめだこりゃ。」とちょーさんはいうんですよね。
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