発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

Aさんの純真な心に勇気づけられる私。 青木

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東大さんはシャルガオで、もう一度夢の続きを探しています。

私はセブから離れてダバオという街にきています。

Aさんの生活の基盤をダバオで作っています。

 

 

Aさんの3年前と今を比較して思うこと。

できていたことができなくなっていたり、できなかったことができるようになっていたりと色々と変化はあります。

 

 

ただ、以前は笑うことをあまりしなかった彼ですが、よく笑う様になりました。

また自分から積極的に冗談を言う様にもなりました。

言った後で、「今のJoke何点ですか?」と聞くことはやめてほしいですが。

 

 

変わりたい。

変われるはず。

だからとても前向きです。

 

 

「あのう、青木さん、言いたいことがあるんですがね。あなた3年前と随分と違いますね。私への態度がね。あれですか、前は遠慮していたんですかね。」とAさん。

「・・・・」何と答えて良いのか戸惑う私です。

 

 

「前の様なとても優しい感じの接し方が良いですか?」と聞いたら、大きく目の前で手を左右に振りこう言いました。

 

 

「厳しくやってください。正直時間がないです。私は2年くらいの時間がありますけど。まああなたの思う様にしてください。私は、あなたの言ったことに従うだけですから。」

 

 

ああああ、こんなに素直な気持ちになっていたんだと驚きました。

そして、この人は大きく変わるかもしれない。

いや、変えてあげなければ!!

 

 

 

さて満身創痍な私ですが、もう一踏ん張り頑張ります。

まだしばらく持ち堪えてほしい私の心臓です。

 

 

 

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