発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ASDな僕の苦手な領域の具体例 東大卒30年ひきこもった僕

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僕は東大まで進んだにもかかかわらず、人間関係がうまく築けないことで、社会に適応できませんでした。

 

 

人によって得意不得意があるでしょう。

でも僕の場合はそのばらつきがかなり大きくて、日常生活の中で出来ないことが多くあるのです。

そのことで、社会に適応できなかったわけです。

 

 

今回から、苦手な領域の具体例をひとつずつあげていきます。

 

 

 

まず、僕は色の違いを皆さんの様には見分けられません。

例えば、青色。

濃い青色と薄い青色。

この2つは明らかに違います。

 

 

皆さんの目には、その違いが分かりますよね。

僕には2つの色の違いがはっきりとは分からないのです。

 

 

空港で預けたスーツケースがベルトコンベヤーで流れてきます。

僕のスーツケースは薄い青色。

 

 

青色のスーツケースが流れてきました。

手に取ろうとしたら、スタッフが「その色は違うでしょう。」と僕に言ってくれたのですが、確信が持てない僕はそのスーツケースを手に取り、手元のタグとスーツケースについているタグを見比べました。

 

 

手にした青色のスーツケースは僕のスーツケースではありませんでした。

 

 

少し待っていると、また青色のスーツケースが流れてきました。

「あれが東大さんのスーツケースだよ。」

スタッフが優しく言ってくれました。

 

 

でも確信が持てない僕は、手に取ってタグを見て確認したのです。

コンベヤーからスーツケースを下ろしました。

 

 

 

そして、再度僕が設定したキーの番号を試してみました。

やはり僕のスーツケースでした。

 

 

「あなたの色のスーツケースはそんなに多くはないよ。

多くは黒、シルバー、赤、紺、ホワイトなんかの色でしょう。でも、ライトブルーはあまり見ないよね。」

 

 

年間搭乗回数100回の青木が言いました。

 

 

「もしかして、色の違いをよく認識できないのでは?」とスタッフが僕に聞きました。

 

 

その通りなんです。

小さな時から、色の違いをはっきりと瞬時に認識でないのです。

 

 

「そうだったんだ!!」

「知っていたなら、もっと早く言ってよ。そしたらそれに合わせた支援ができたのに。」と青木が少しやるせない表情で僕に言ったのです。

 

 

僕には苦手なことがたくさんあります。

そのことで社会に適応できなかった僕です。

 

 

大切なことは、自分自身を良く知り、どうしたらより快適に生活できるのか?

その術を身につけることなのです。

 

 

できるだけ社会に出る前にそのことを身につけたいものです。

 

 

 

 

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