その2です。
僕たちが親に求めている事。
それは家の中での居場所を確保してほしい事。
居場所というのは自分の部屋という事ではないです。
「自分はその家庭での一員である。」ということを認識できることです。
家族や兄弟は働いたり学校に行っている。
しかし、自分だけが部屋で一日じっとしている。
それが良いことか悪いことかぐらいひきこもっている当事者だってわかっていますよ。
なんとかならないのか。
高校で中退してしまった自分がつける仕事は限られている。
しかも自信も喪失してしまっている。
また「なんで高校中退したんだ。」って必ず採用の時に聞かれる。
「不安が強くて行けなくなりました。」じゃあ採用されないな。
「勉強について行けなくても家庭の経済的理由もどれも理由としてはダメだ。」
あの通信高校を終えても「なんで通信高校なの。」と聞かれますよ。
「自分にあった学びがしたくて」ってなんかいい言い方ですが、やはり世間は「普通高校についていけなかったの ?」と聞いてきます。(経験者談)
八方ふさがりとはこのことだ。
現実は仕事に活かせる資格を取るか素晴らしくやる気に満ちた状態になるかのどちらにならないと、社会に出られたとしてもすぐにまたひきこもりに戻ります。
そして2回目にひきこもらせてしまったら次の再起のチャンスは恐ろしくなくなってしまいます。
つまり社会に戻るには大学に行くことが遠回りのようで確実な方法なのです。
しかし日本の大学はほぼ同世代で占められています。
だから今更日本で年下の連中と机を並べて勉強することはとてもハードルが高いのです。
ちなみにこんな状況は日本と中国と韓国しかないそうです。
じゃあどうするか?
「海外に行かせる。」というのはとてもおすすめです。
というか、今の日本の状況ではそれしかもう選択肢がないとぼくは思います。
でもその費用をどうするか?
それが一番の問題ですね。
でも海外では学費が日本と比べてとても安い国があるのです。
現地の生活レベルまで落とせれば生活費用も日本よりも格段に安くなります。
東京の私大に4年間下宿生活をさせる費用はいくらでしょうか。
その費用で子どもたちが自信を獲得し希望を持てたらどうでしょうか。
まあ僕たちは程度の悪いアスペルガーでしたから大変な支援が必要でした。
20年30年と家族以外と会えない状況の人たちでしたから、また特別に大変だってんですが。
みなさんのお子さんはそこまで悪くなっていないでしょ。
ならば
社会に復帰する方法を今すぐ考えてあげてください。
考えるまでに時間がかかります。
その間も子どもはひきこもっている状態です。
ですから、子どもに家庭での居場所を作ってあげてください。
彼らが再び動き出せるその日までのつなぎとしての居場所です。
「だから居場所ってどうやって作るんですか?」
「はい、先日のブログで書きましたよ。家の中の事を手伝ってもらうのですよ。」
《家事手代》
・おばあさんやおじいさんがいたら、おじいさんおばあさんから言ってもらう。
「わしは、腰がいとおてな、申し訳ないんじゃが、庭の草むしりやってもらえんかの。」
「タカシや、おばあちゃん最近ひざが痛くてな、買い物にいけのうなったんじゃあ。すまんが必要なものを紙に書いたさかい、こうてきておくれんかなも。」
お金を1時間で千円でも差し上げれば気持ちは上がりますよ。
「おじいちゃんが庭が綺麗になったって喜んでいたよ。」なんて後からフォローを入れましょう。
ただ単に手伝ってではひきこもっていた本人は重い腰をあげませんよ。
手伝わないといけないという理由が大切です。
今日は「居場所を作って欲しい」と「社会復帰するための武器を親ごさんに見つけて欲しい」の2点を書きました。
明日は4番目を書きます。
ではまた明日。
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