私の今の状況をお話しします。
心筋梗塞の手術は初期症状でしたので、4時間程度で終わりました。
次の日には退院ということになり、現在自宅療養中です。
まだ胸に違和感があり、少し動いただけで疲れてしまいます。
医師からは2週間は安静にしていなさいと言われていますが、ついつい支援が気になり動いてしまう私です。
2週間ほど休みましたら徐々に支援に復帰します。
色々な方からお見舞いや励ましのメールを頂いておりました。
この場をお借りして皆様にお礼申し上げます。
今回は緊急でしたので、フィリピンで手術を受ける選択しかありませんでした。
しかし、言えることは、フィリピンでの手術はできるだけ避けたほうが良いということです。
それは、日本とは違う点が多く、そのことが患者にさらに負担を強いるからです。
わかっていましたので、日本での手術にこだわっていましたが、私の状況が急を要していましたので、仕方ありませんでした。
フィリピンは物価が安く、気候も温暖なので、リタイヤに最適だと発信している人たちがいます。
私は必ずしもそうは思いません。
特に子どもの教育と医療の点を考えれば、14年間住み続けている私でさえ、日本を捨てての移住なんて考えつかないです。
東大さんはフィリピンに住み続けます。
しかし、日本国籍はそのままです。
これから必ず医療を必要とします。
日本で助かる命も、ここでは助からない場合もあるのです。
もちろん、日本と同じ程度の医療も受けられます。
しかし、それは高額な費用が出せればの話です。
改めて、日本の保険制度のありがたさを感じました。
これから自閉特性の高い人の支援について、私が経験したことをお話ししていきたいと思います。
世の中には自閉特性が高いだけではなく、2次障害でひきこもりや家庭内暴力、自傷行為などを併発している人たちもいると思います。
そのようなお子さんをお持ちのご両親の大変さを今回の支援で私も少し感じた気がします。
35年間、支援の現場にいます。
1000人近くの人たちの支援をおこなってきました。
しかし、自閉特性が高い人の支援をしてきて思ったことは、今までおこなってきた支援はなんだったんだろうと思い返したことです。
それほど東大さんへの支援では、ただただ混乱していた私たちです。
私に関していうならば、彼への支援が今年いっぱいまでとなっていましたので、時間の経過と同時に焦りが出てきました。
支援しているにも関わらず、東大さんの状況がなかなか好転しないと感じたからです。
どうして彼の状況がそうなのかがわかりませんでした。
支援しているスタッフたちと思い当たる理由を考えていく日々でした。
そしてわかったことがあるのです。
次回に続きます。
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