発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

これが長期ひきこもりの人への支援の現実  青木

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Aさんという50代の男性を支援しています。

大学1年の夏頃に不安が強くなって学校に行けなくなった人です。

日が経つにつれて不安は増していき、最終的に自宅にひきこもってしまうのです。

 

 

ひきこもりが終わったのは、30年後の事です。

私たちが訪問して、支援に繋がったのです。

 

 

 

「変わる必要があるのでしたらどんなことでも変える努力を全力でします。」

そんな言葉を支援をしている人から聞けたら私たち支援者はどんなにか楽でしょう。

 

 

 

30年間、支援の現場にいて300人以上の人たちを学校や社会に戻すお手伝いをしてきましたが、そのように前向きな感じで支援を始めてくれた人は誰もいませんでした。

 

 

 

「信じたいけれど、僕の状況は大変なので途中でハシゴを外されるだろうな。」

「変わるのに時間がかかるので、やり切れるだろうか?」

 

 

 

そんなことをいつも考えてしまうので、頑張ったり、頑張れなかったりの繰り返しです。

 

 

 

そんな中でも長期ひきこもりの人たちは特有の大変さを抱えています。

一言で言えば、常識を持ち合わせていない人たちと言えるでしょうか。

 

 

 

常識がなければ、常識を教えてあげれば良いいのです。

確かにそうなのですが、時間をかけないといけないのです。

 

 

例えば、Aさんの場合。

 

 

ハローキティがデザインされたバッグを自宅から持って事務所に通ってきていました。

それは良くないことだと伝えなければなりません。

スタッフが面と向かって説明するのです。

 

 

「誰がおかしいと決めたのですか?」

想像通りの答えが返ってきます。

ハローキティのバッグを使わないようにするために色々と努力をします。

 

 

ポケモンが大きくデザインされたTシャツを着ていました。

それを「あなたの年齢には合わない。」とアドバイスするのは、フィリピン女性のスタッフたちです。

私たちがアドバイスをするより素直に聞いてくれます。

 

 

 

ハローキティのバッグとポケモンのTシャツは彼の中では違うのです。

 

 

 

風呂に入ることや服を毎日着替えること。

鼻毛や耳毛、爪などのセルフケアについても教えてきました。

 

 

食事中に肘をついて食べないことやみんなで大皿に盛られた料理を分け合って食べること。

 

 

大変な時間がかかることをわかっていただけますか。

その上で、仕事に就けて結婚までさせる。

 

 

そんなことできるの?と思われますよね。

本人がそれを望んでいる以上、それにむかって全力を注いている私です。

 

 

 

不登校・ひきこもり・海外留学相談会のお知らせ

 

 

下記の日程でインターネットを使い無料相談会をおこないます。当日は中心的に支援活動をおこなっている吉村、青木が全日程でご相談に応じます。

 

 

 

 日時   86日(金)〜813日(金)

       

       午前9時から午後9時まで 

       1人2時間以内でお願いします。

 

 

 費用    無料です。

 

 

お問い合わせ   事務所電話 052-564-9844

                              メールアドレス                            

                              smilehousejapan@gmail.com

 

 

 

 

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