上3つが廃棄したAさんの靴下。
穴の空いた靴下を履き続けていたAさん。
私ちはAさんと十分な時間をとって話し合いました。
その結果、穴があいたり、破れたりしたものは捨てることを理解してもらったのです。
そして、Aさんの持ち物全てをスタッフと一緒にチェックして、捨てるものとそのまま使うもの、修理に出すものと古着として渡せるものなどの区別をしました。
すぐに判断することができずに、やはり迷ってしまうのです。
それでスタッフがAさんに1つ1つ見せながら、アドバイスをして区分けしていきました。
全て終わるのに2日間かかりました。
それにしても日本から数多くのもの(他人が見たら、ゴミとしか思えないようなものがほとんどです)をフィリピンに持ってきたAさん。
こんな作業をしばらくは続けて、物を整理することを習慣化させようと私たちは考えています。
「Aさんは大変ですね。」という励ましのメールを何通かいただきました。
励ましていただきありがとうございます。
でも、このような状態はAさんだけではないのです。
私たちが支援する多くの人たちが程度の差はありますが、Aさんのような特徴を持っています。
正直に言います。
私(青木)もかつて捨てられない1人でした。
私の部屋はゴミ屋敷同然でした。
社会への適応を考えた時、私の状況はかなり悪かったと当時私を支援してくれた人たちから聞きました。
大変長い時間をかけて、できなかったことを1つ1つそこそこできるまでにしてもらったのです。
そして今はできるようになっています。
できるようになるためにはどうすれば良いのか?
もちろん発達障害の特性でできないこともあります。
しかし、できないと決めつけて何も努力をしないのではなく、少しでもできるようにと色々と考えて努力することは決して無駄なことではないと思うのです。
またそのことで生活の質を高めることができるのです。
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