発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

中学完全不登校の僕が復帰するのに必要だったものはこれです。ASDなミキ

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僕はできた。

「ミキさん。あなた、やったんだよ!!」

「それはすごいことですよ。」と言う周りの反応。

中学完全不登校だった僕に必要だったものです。

 

 

 

日本でそれが手に入れば良いのですが、でもそれは無理でしょう。

だから、僕は日本から離れて海外でやり直したんです。

簡単に言うと、海外で自信をつけた後で日本で働く練習をしたのです。

 

 

 

僕は圧倒的に、同世代から引き離されてしまったのです。

日本中どこにいても、僕は小学校から不登校で中学完全不登校の人間だというレッテルが貼られて、そしてそれがいつもついて回るからです。

 

 

日本人なら、小学校も中学校もちゃんと通学できて、そして卒業して当たり前なんですよ。

友達も何人かいて、部活動もやっていて当然なんです。

そうじゃない人は、「なんか不思議な人。」だとレッテルを貼られてしまうのです。

 

 

 

僕は学生が夏休みに当たる時にアルバイトをしました。

とても簡単な仕事を支援センターのスタッフが選んでくれました。

 

 

 

事前にスタッフが、アルバイト先の人や仲間に扮して、アルバイト先での振る舞いや会話の練習をしてくれました。

2ヶ月間徹底的に練習をしました。

 

 

相手がこう言ってきたら、こんな言葉を返す。

相手からこんなことをされたら、こんな態度を取る。

自分がこんな状況になったら、誰にどのような言い方をするのか。

 

 

50程度のパターンを教えてもらい、それらが反射的にできるようになるまで徹底的に練習をしました。

これは本当に僕にとってはありがたいことでした。

 

 

 

いや、すべての発達障害の人たちには、このような指導が必要ですよ。

言葉だけで、どんなにサポートしても僕たちのような特性の人には、届きませんよ。

 

 

そして、小さな倉庫に派遣されました。

倉庫に入ってくる荷物を検品して、そして違う場所に送り出す仕事です。

毎回、同じ仕事なのです。

 

 

働いている人たちは、30、40の女性3人と定年退職した様な男の人1人と40代くらいの男の人が2人と僕だけでした。

とても小さな倉庫でした。

でも、女性の人も男性の人もよく話します。

僕にもよく話しかけてきました。

 

 

で、驚いたのは、支援センターの人たちと練習した通りのことがその倉庫でも会話として出たりしたのです。

練習した通りのことをやりました。

あっさりと1日が過ぎました。

 

 

でも、その晩から熱が出て、2日間休みました。

休みの連絡もすぐにしました。

 

 

2日目の夕方に、「休んでしまい、申し訳ありませんでした。元気になりましたので、また仕事に復帰したいのですが、明日からアルバイトに出ても良いですか?」と倉庫の責任者に電話連絡を入れました。

 

 

電話をする時に手が震えていました。

自分の話す言葉を紙に書いて、そして声に出して練習しました。

支援センターのスタッフが「一緒にいようか?」と言ってくれたけれど、1人でやりました。

 

 

 

電話に出た責任者に明日からのことを話したら、「君は若いのに常識を知っているな。」と言われたのです。

迷惑をかけたのに、褒めてもらいました。

とても嬉しかった。

 

 

こんなことを積み重ねていきました。

 

 

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