私は60代になりました。
60才になるまでに家庭を築きたいと願っていました。
しかしそれは無理でした。
結婚を前提にお付き合いをしていた女性とも最近になって関わりを諦めてしまいました。
オンラインでのお付き合いだけでしたが・・・。
私は家庭を持ちたいのです。
老後に1人で静かに暮らしていくのは辛すぎます。
鏡を見て自分の老化が進んでいることを最近特に感じます。
もう、無理なのかな。
そんな思いが7割程度占めている今の私です。
私には恋愛の経験がありません。
青木には「恋愛経験くらいある。」と話していましたが、それはプライドから来るものでした。
たった1度東大1年生の時に、集団で合同コンパをしたのです。
とても可愛らいしい子が目に入り、私は積極的に行動しないといけないと自分に言い聞かせて、その子の前の席に移動しました。
その時に何を話したのかは、はっきりと覚えていませんが、1つ覚えていることは、今後の私の研究課題を話したのです。
光合成に見せられていた私は、そのことに関して熱くその女性に語ったのです。
しかし、その女性は「ちよっとお化粧直しをしてきます。」と言い、立ち上がって行きました。
その後、席に戻った彼女は私の前には座らず、違う男性の前に座ったのです。
間違って座ったのかと思って、その女性の近くの席に移動しました。
私を見た彼女ははっきりと私を無視したのです。
その時、私の顔が引きつりました。
手が震えてしまい、私はその場にいることができなくなり、会場となっていたレストランから立ち去りました。
胸が締め付けられた感じになり、その場にしゃがみこんだという記憶があります。
それが唯一の恋愛経験です。
「いや、それは恋愛経験ではないよ。」と青木が言いました。
私は、黙ってしまいました。
ダメだ。ダメだ。
恋愛なんていうものは幻想にしかすぎない。
お前の収入では家庭なんか築けないんだ。
鏡でお前の醜い姿を見ろ。
ジジイだ。
それで結婚して子どもを授かり、幸せに暮らしていきたい。
バカ言うんじゃないよ!!
だからお前はダメなんだ。
現実を見るんだ。
所詮、30年のひきこもりは廃人同然なんだって。
試合終了!!
あとは棺桶に入るのを待つのみです。
目が覚めた。
寝起きなのにとても疲れていた。
1日過ぎ去っていくのがとても怖いのです。
どんどん私の可能性がなくなっていく。
「やるしかないでしょ。いつやるの?今だよ。今。」
青木に今朝見た夢の話をした。
もう一度、やるしかないな。
これは私の人生の集大成なことに違いない。
情けない話ですみません。
これが今の私の現実なのです。
でも、私はもう一度頑張ります。
そうだ、Aさんに負けないように、頑張ろう!!
※日本ブログ村に参加しています。
この記事が良かったと思われましたら
下記の画像をクリックしてください。
ご協力をお願いします。
私たちの活動を応援してください。
100万人というひきこもっている人たちに希望を届けたいのです。
YouTubeを見ていただきましたら、
1、チャンネル登録をお願いします。
2、高評価ボタンがありますので、ここをクリックしてください。
↓ 動画の画面下ぐらいにこの高評価マークがあります。
3、感想、コメント、質問などをぜひください。