中学完全不登校でしたが、学校には行きたかった。
学校側に迷惑をかけました。
それは校舎に入ろうとした時に、パニックになったことです。
手足が震えて、呼吸が苦しくなりその場にしゃがみ込んでしまいました。
スタッフと青木さんが僕を校舎から校庭に連れて行ってくれて、ベンチに座り深呼吸をしました。
日本を出ても不安な気持ちは何も変わらないことがわかりました。
僕の症状はとても重いのだと思ったのです。
「こんなんじゃあ、ダメだ。」深いため息をつきました。
10分くらいして青木さんが「ダメだから、やり直すためにここに来たんでしょ。全てがダメではないよ。落ち着いて大丈夫なら校舎に入るよ。無理なら部屋に戻るよ。」
僕はもう一度頑張ろうとして、校舎に入りました。
案内人が僕に言いました。
「何も心配しないで、ここは日本じゃないのよ。」
教室に入る前に、足が震えて進めなくなりました。
3分ぐらい待ってもらって、トレイに行きました。
顔を洗って気持ちを落ち着けました。
クラスに入ったら、みんなが立ち上がって一斉に英語で「ようこそ」と言ったらしいです。
担任の先生が「ミキさん、こんにちわ。私の名前は○○です。」と日本語で話してくれたそうです。
緊張していて何も覚えていません。
そしたら生徒たちが一斉に笑いました。
バカにしたような笑いではありません。
先生が日本語を話したのがおかしかったんだと思います。
そのあと、自己紹介をして歌いました。
ところがトップオブザ・ワールドの歌詞を忘れてしまいました。
そしたら、クラスの女生徒が歌い始めたのです。
1人、2人と歌ってくれました。
青木さんが「すごいな。」ってとても感動していました。
僕はこの高校に行くことをその場で決めました。
クラスの雰囲気がとてもよかったからです。
また、男子生徒が突然立ち上がって、アニメの〈ナルト〉の真似をしました。
僕はアニメのことはあまりよく知らなかったけど、クラスにまた笑いの渦が起きたから、すごく嬉しかったです。
部屋に帰ってから、僕は日本で心配してくれている母親に報告をしました。
そしたら、母は泣いていました。
「よかったね。大丈夫だよ。きっとそこでの高校生活は楽しく過ごせるからね。」
フィリピンには僕が理想とする高校がありました。
何がよかったかというと、僕もみんなの中にいることができるとわかったことです。
違う国にもあるかもしれません。
日本でも探せばあるかもしれません。
でも、やはり誰も知らないところで一からやり直すから、一歩踏み出せるんだと思います。
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