理想とは全然違った高校生活。だからいつまでもあの日々を思い返すんだろうな。
私は高校で不登校になりました。
小学校と中学校でも不安が強くなって休んだこともあったのですが、なんとか不登校にならずに通い続けられました。
しかし、高校は無理でした。
なにが問題だったかというと、不安がとても強くなったからです。
クラスにいても同級生とうまく会話ができなかったのです。
小学校や中学校では、周りにうまく馴染めなくて不安を感じましたが、勉強ができたので、そのことでクラスの同級生は私の存在を認めてくれました。
しかし、私が進学した高校は進学校でしたので、クラス全員、勉強ができたのです。
小学校や、中学校の様に、みんなと会話をしなくてもそれなりに存在を認めてくれるということはありませんでした。
勉強できて当たり前で、それ以外にスポーツ、バンド活動やダンスなど、みんな好きなことを一生懸命にやっていました。
多分、それが青春なんでしょうね。
入学式後に教室に移動して、名前順に椅子に座りました。
その時に、前後の同級生が、自己紹介をしてくるんです。
「遠藤と言います。◯◯中からきました。バスケ命です。どこ中?」
かっこ良かった。
あああ、こんな男になりたいな。
そんなことを感じていました。
私といえば、言葉がすぐに出ないのです。
「えー。」
「あっあああ」
そんなことをしているうちに、話しかけてくれた相手は違う人を見つけて話し始めているのです。
授業が始まると生徒たちはより活発になっていきました。
ゴールデンウィーク後には、クラスのあちらこちらでカップルになった生徒同士がイチャイチャしています。
羨ましかった。
私はクラスでも綺麗だと好感を持っていた女生徒が3人いました。
でも、まともにその女生徒の顔を見ることができませんでした。
そんな情けない自分に嫌気がさしてもいました。
気になっていた美人の女生徒が1週間近く学校を休みました。
「妊娠したんだ。」という噂が流れてきました。
下品なことを書きます。
「おとなしそうに見えていて、やることはやっているんだ。」
私にはその噂が衝撃でした。
性行為をするなんて、勉強が忙しかったらできないはずだと信じていましたから。
でも要領よく人生を楽しんでいる人たちがいることを知りました。
私といえば、女生徒に話しかけることも、顔を見ることもできずに悶々としていたのです。
段々と勉強にも身が入らなくなりました。
部屋の中で深夜に叫んだり、机を拳で叩いたり。
とうとう学校に行けなくなりました。
そしてやめました。
本当はやめたくなかった。
みんなと楽しく会話がしたかった。
彼女が欲しかった。
彼女と校門で待ち合わせして、手を繋いで帰りたかった。
Iphoneが出た時だったな。
みんな楽しそうにメルアドを交換していた記憶がある。
なんとかしたかったけれど、どうしたら良いのかわかりませんでした。
私は1人だった。
それがとても辛かった。
進学校に行ったのが問題でしょ。
いいえ、2番手校でも同じですよ。
問題は学校ではなく、私の状況だったのです。
周りの人とうまくコミュニケーションが取れないという問題をどうにかするしかなかったのです。
それを解決するにはどうしたら良かったのか。
それはまた明日に書きます。
※日本ブログ村に参加しています。
この記事が良かったと思われましたら
下記の画像をクリックしてください。
ご協力をお願いします。
私たちの活動を応援してください。
100万人というひきこもっている人たちに希望を届けたいのです。
YouTubeを見ていただきましたら、
1、チャンネル登録をお願いします。
2、高評価ボタンがありますので、ここをクリックしてください。
↓ 動画の画面下ぐらいにこの高評価マークがあります。
3、感想、コメント、質問などをください。
スタッフ全員気が弱いですので、お叱りは違うメールアドレスにお送りください。
真ん中の白色の三角形をクックしてください。
自動的に動画が始まります。
新しいYouTubeの番組ができました。