支援を受けていて思うんですけれど、やっぱ大変な状況だったんですよ。
30年ひきこもったのもうなづけますね。
こんなにもできないことがあるとは思ってもいませんでした。
これはセブ市で借りたマンションなんですが、その部屋の鍵が硬いんですよ。
私は、なんだこれって思いました。
そして力任せに鍵を回そうとしたんです。
そしたら吉村さんが、「落ち着いて力を抜いて回しましょう。」と言われました。
なんどもなんどもやりましたが、うまくいきません。
「落ち着いて、ゆっくりとやりましょう。」と言われてなんとかできた私です。
1人だっら多分壊していたでしょうね。
不器用なんです。
服のタグも皆さんはハサミで切りますが、私は力任せに手でちぎろうとします。
そして服まで破いてしまいます。
それが私です。
これは不器用ではなく、横着なんでしょうね。
支援に繋がって、自分がいかに何もできないのかがよくわかりました。
そして支援をしてもらって、できないことをできるように、知らなかったことをできるだけ無くしていこうとしているのです。
できなかったことができるようになった時にはとても嬉しいですね。
完璧にやる必要がないことも学びました。
6割できたら充分だっていうこと。
でも、まだ社会復帰への道のりは長いのです。
頑張ります。
頑張るか、また元のひきこもりに戻るか２つに１つです。
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