発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

飯が食える大人になる為に シンゴ

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飯が食える大人になるために

 

 

前回の動画の続きはまだ書けていません。

もうしばらくお待ちください。

 

 

 

私はシンゴと言います。

今は、フィリピンの大学生です。

日本人の男で年齢は20代後半です。

 

 

 

高校で不登校になり、退学しました。

その後はハローワークへ仕事を見つけに行きました。

でも良い条件の会社は見つけられませんでした。

 

 

 

なぜなら、私は高校中退でしかも未経験、これといった資格も特技も何もなかったからです。

ハローワークではたくさんの人たちが仕事を探していました。

多くはすでに色々な業界で働いていた経験者たちなのです。

 

 

 

そんな中で、高校中退で未経験の私が見つけられる仕事というのは、めちゃくちゃ条件が悪い会社しかないということです。

これが高校中退者の現実です。

 

 

 

 

就労相談にも行きました。

そこで色々と教えてもらいました。

 

 

 

「企業は高校中退者はまず採らないよ。高校も続けられなかった人に仕事がつとまるとは思わないでしょ。」

 

 

 

納得してしまいました。

私が社長ならわざわざ採用しませんね。

それで職業訓練を勧められました。

 

 

 

「それをしたらどの程度就職にプラスになりますか?」

「大きな変化はないです。しかし、受けたら履歴書に書けるでしょ。採用担当者にはやる気があるんだと思われるのではないかしら。」と言われました。

 

 

 

その後も色々と聞いたら、「あなたは夢を見すぎているわ。現実を見なさい。」

「企業は必要な人材は採ります。採らないのは、あなたを必要としていないからでしょ。」

 

 

 

「必要とされる人間になるしかないのでは?まだ若いんだから、ご両親に相談してもう1度学校に戻ったらどうですか」と言われてしまいました。

 

 

 

この会話は今でも覚えています。

担当者は悪い人ではありませんでした。

僕があまりにも根ほり葉ほり細かく聞いたのと、自分の現実をよく分かってていなくて、夢ばかり追っていたからでしょう。

 

 

 

結局タウン雑誌で見つけた会社に営業職で就職しました。

しかし、3ヶ月でやめさせられてしまいました。

その後、新聞の折込チラシで見つけた工場に勤務することにしました。

そこに決めたのは、「正社員登用あり」という文言と働いている人が外国人とおばさんしかいなかったからです。

 

 

 

でも色々あって3年でやめてしまいました。

未来がないと思ったからです。

このままではいけないと思ったからです。

 

 

 

姉は外資の会社に勤めています。

給与を聞いて驚いてしまいました。

どうしてこんなにも差がついてしまったのか?

 

 

 

真面目にコツコツとやってきた姉と高校をやめてしまった僕とではすでに大きな差ができていたのです。

 

 

 

高校中退者でも立派に働いてみえる人たちは大勢います。

しかし、僕にはそこまでのエネルギーはないのです。

 

 

 

皆さんのお子さんはどうですか?

余計なお世話かもしれませんが、親亡き後、飯が食える大人になれますか?

 

 

 

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