発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

不登校・ひきこもりは親のせい??? 吉村 

 

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ひきこもっている子どもを持つお母様と面談をしていて、いつも感じるのは、ご自分を責めておられるということです。

 

 

お子さんが不登校になった原因は。

ひきこもった原因は。

家庭内暴力を起こす原因は。

 

 

全て自分の至らなさから来るものだと思っておられるのです。

子どもが起こす問題は、全て母親の至らなさから来るものでしょうか?

 

 

 

私には子どもがいます。

「とても優秀な子どもで、問題など何も起こしませんでした。」と言いたいところですが、安心してください。

色々と悩みを抱えていた子どもです。

 

 

 

私は40年間誰よりも多くの子どもたちのお世話をしてきました。

発達障害支援の勉強を重ねてもきました。

それでも、我が子は色々と悩みを抱えてしまったのです。

 

 

 

面談時にそのようにお母様方に説明するとホッとされます。

 

 

こんな私でも、母親としてもっと違う対応ができたのではないか。

もっと早くに第三者に支援を委ねてよかったのではないか。

そんな風に考え、悩んでいた時期もありました。

 

 

 

でも、そんなことを考える時間があったら、子どものこの先のことを考えた方が良いのです。

 

 

はっきりと言います。

子どもが問題を抱えてしまったのは、多くの場合母親の責任ではありません。

子どもが持つ彼らなりの特性から来るものなのです。

 

 

 

例えば、複数のお子さんをお持ちの場合、みんなが重い問題を抱えているでしょうか。

多分、1人のお子さんだけが、色々と問題を抱えてしまったのではないですか。

 

 

 

そのお子さんだけ、手をかけなかった訳ではありませんよね。

どの子も等しく愛した結果、1人のお子さんだけが色々と問題を抱えてしまったのではないですか。

 

 

 

中には全てのお子さんが問題を抱えてしまっているケースもあることにはありますが、稀です。

もちろんそうだとしても、お母さんの責任ではないですから、ご安心ください。

 

 

 

不登校、ひきこもりの回復への第1歩は、お母さんがご自分を責めないことから始まると私は考えています。

 

 

 

必要以上に不安にならない。

どれだけ考えても、何も思いつかないでしょ。

 

 

 

笑顔でいてください。

それが一番ですよ。

 

 

 

1人で考え込まずに、一緒に考えていきましょう。

必ず回復への道が見つかります。

多くの子どもたちがそうであったように。

 

 

 

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