発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

52歳の憤り。ひきこもり回復日記20201112

 

 

あああああ。

ダメだ。

ダメだ。

ダメ人間。

 

 

 

最低な男。

「死んだほうがいいんじゃないの。」って自分にダメ出しだ。

生きていても意味なし。

 

 

 

 

なんでこうなるんだ。

なんで。

 

 

 

 

腹がたつ。

イライラする。

 

 

 

 

この野郎、ふざけるなよな!!

てめえ、生きている意味がないって言っているだろが。

死んだほうがいいんだよ!!

 

 

 

 

なんでこうなった。

どうしてだ。

こんなんじゃ嫌なんだ。

 

 

 

 

くそったれ。

俺は変わるよ。

変わるんだよ。

 

 

 

このままでは終われない。

30年間ひきこもっただけで死んでいく。

生まれて来た意味がないんだよ。

 

 

 

 

俺はやるよ。

上等だ。

背骨なんか曲がっていません!!

 

 

 

鶏みたいに頭をくねくね動かさないよ。

話し方が機械みたいだって? 変な人だね、それは。

 

 

 

ご飯食べたら、口の周りにご飯粒つけているなんて、小さな子どもだよ!!

靴のかかとを踏んだまま靴を履いたら、靴が悪くなることくらい知っていますよ。

マクドナルドのクーポンを大切にしていて、忘れたら地団駄踏んで悔しがる男は、頭がいかれています。

 

 

 

 

ふふふふふ。

アスペルガーなんですね。

お気の毒です。

 

 

 

 

治りませんよ。

発達障害は治りませんから。

死ぬまでこのままなんです。

 

 

 

 

って、どこの誰が言ったのか?

私は変わる。

 

 

 

 

変わった私を〈日本発達障害研究会?〉で事例発表してください。

世界に発信するのだ。

 

 

 

 

世界中の医療関係者が驚いた。

こんなに程度の悪いアスペルガーが変わったのだ!!

 

 

 

 

私が真実です。

私が希望です。

 

 

 

 

変わりたい。

こんなんじゃ嫌なんです。

本当に自分自身を知れば知るほど落ち込んでいく。

 

 

 

 

なんどもなんども青木さんに聞く。

「私は変わりますかね。」

「諦めない限り変わるよ。」

 

 

 

 

「こんなに悪い人はいましたか。」

「ここまで大変な人は初めてかな。」

 

 

 

 

「どうして私は変わると思うのですか。その理由をわかりやすく教えて欲しい。」

「すでに自分は変わったと思わないですか」

「変わった箇所を教えてください。」

 

 

 

 

「蚊の鳴くような声で話していたのが普通の音量で話せる。」

「年中半ズボンだったのが、ジーンズを買った。」

「どんぶり飯3杯が、お茶碗1杯になった。」

ミスタードーナッツ2個と砂糖たっぷり入れたコーヒーが朝食。それをやめた。」

 

 

 

 

「体重が5キロ減った。」

「ほうれい線が目立たなくなった。」

「会う人から痩せたね。と何度か言われた。」

「久しぶりに実家に帰ったら、母親が『お前、なんか変わったな。』と言われた。」

 

 

 

 

変わったんだよ。

青木さんが言った。

しかし、この程度では、意味がない。

 

 

 

 

「もっと変わりたいんでしょ。」

「それはもちろん。」

「言われたことを言われた通りに6ヶ月間やり通す。私が言いたいのはそれだけ。」

 

 

 

 

「それで本当に変わりますか。」

「変わるよ。」

 

 

 

 

やるしかない。

幸せになりたい。

 

 

 

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