発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

初めまして、30年間ひきこもった男です。

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ジーパンをはいたのは30年ぶりです。家ではパンツ一丁でしたから。



 

私は高校を出てから大学に入学しましたが、1年でいかなくなりました。

1年の時もほとんど行っていません。

 

 

なぜ行かなくなったのかと言いますと、授業がどこの教室で行われているのかとか、履修届の手続きが難しくて、嫌になったからです。

 

 

青木さんに聞きましたら、同じ理由で大学に行けなくなった人は他にもいるそうです。

 

 

私は長い間ひきこもりました。

正確に言いますと28年間のひきこもりです。

ですけど30年としてください。

きりがいいので。

 

 

私が、ひきこもりから一歩踏み出して、外に出た後で、何かもの珍しい動物に出くわしたかのような表情で私を見て「本当にひきこもっていたの?」「30年間一歩も家から出なかったの?」と聞いてくる人たちがいました。

 

 

大学をやめて少しの期間は本屋などに行ったりしていましたが、成人式の案内を見てから自分だけが、みんなから置いていかれたことがわかり、不安がとても強くなったのです。

 

 

それからは深夜にお菓子を買いにコンビニに行くぐらいでした。

それも30過ぎてからは、外で誰かに会うのが怖くなり、出られなくなりました。

 

 

青木さんに言わせれば、30年間の支援活動の中でもっともひきこもり続けたのが私だそうです。

そしてもっとも重い状況なのも私だそうです。

 

 

その私が社会と繋がるべく、毎日回復プログラムをこなしているのです。

 

 

5080問題が社会で騒がれていることを最近知りました。

それは私のことですよ。

このブログを読んでいる皆さんは、この問題をどう思われますか。

 

 

私はこの問題にほとんど関心がありません。

なぜなら、今の私は回復に向けて日々頑張っているからです。

 

 

そして3年後には、私は今までとは全く違う幸せを手に入れているのですから。

 

 

「30年間ひきこもっていて、何もしてこなかった人が3年間で回復できるなんてありえない。」と皆さんは思いますよね。

でも、私は回復したいのです。

 

 

毎日、青木さんたち支援者のアドバイスに耳を傾けて、前進していけば、必ず幸せになれると心から信じているのです。

 

 

3年後にその結果が出ます。

 

 

今からの3年間、私の回復への旅に同席してもらえませんか?

1人でも多くの人が関心を持ってくれたなら、それは私へのエールなのです。

青木さんに、「これからの3年間は覚悟して臨みなさい。」と言われました。

 

 

死ぬつもりでいました。

死ぬことを考えたらなんでもできる。

どんなことでもやってやると、エネルギーを体全体に感じている今の私です。

 

 

どうぞ、こんな私ですが、みなさま、励ましをください。

よろしくお願いします。

 

 

Aさん、52才、男性。大学1年で中退。

以後30年間近く自宅でひきこもる。

現在、当団体にて、3年後の自立を目指して、日々悪戦苦闘している。

 

 

 

 

 

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