中三から学校に行けなくなりました。
理由は同級生たちについていけなくなったからです。
最初は会話についていけなくなりました。
放課後、同級生たちが仲の良い子と集まって話すじゃないですか。
その輪の中にいることができなくなったのです。
会話のスピードが早くて、理解するのが難しかったです。
「お前はどう思うの?」と同級生から聞かれてもその場で答えられないことが多かったです。
次第に「あいつと話しても面白くない。」とみんなが思い始めて、気付いたら教室で1人になっていました。
それで、学校に行っても辛いだけなので、行けなくなりました。
本当の僕は自然が好きで活動的な男なんですけれど。
でも結局、不登校そしてひきこもりになってしまいました。
40才を過ぎてこの団体にお世話になりました。
「やり残したことがあったら、それをやり遂げてしまいましょう。自分が何に興味を持っているかを知ることがもっとも大切なので、やりたいことをどんどんやっていきましょう。」とスタッフさんから言われました。
それはとても嬉しかったですね。
毎日が本当に楽しかったです。
1年間近く毎日ダイビングをしていました。
取れるだけのダイビングの資格をとりました。
もちろん毎日潜ることはできないので、オフの日はダイビングショップに行って掃除やツアーガイドの勉強をしていました。
韓国人の友達もできました。
ダイビングショップをやっても良いかなとこの時思いました。
しかし、一箇所に居を構えてじっくりとやることがもともと苦手な僕です。
それ以上に、ビジネスでお金を儲けるということがどれほど大変なのかをオーナーから教えてもらいました。
さらにテニスの元チャンピオンにコーチになってもらい、マンツーマンで毎日テニスを1年間ほど鍛えてもらいました。
サーフィンもやりました。
サーフィンの聖地シャルガオ 島に部屋を借りて、そこに1年間住んで毎日サーフィンです。
サーフィンは天候に左右されるスポーツです。
波がないときは、島の中をジョギングや、ヨガをしたり、読書なんかもしました。
〈自然と共に生きる〉そんな生活が大好きでした。
そして僕はツアーガイドになりたいと思ったのです。
明日に続きます。
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