発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

YouTubeをする動機 東大

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大学関係者との話し合いです。


 

 

僕の母は、僕の今の姿を知らない。

30年間、家から出られずに部屋でじーっとしていた僕の姿しか知らない。

 

 

僕がもう一度やり直すことを決め、フィリピンに旅立つ時、80を過ぎて足腰が弱っていた母が羽田空港まで見送りに来てくれた。

 

 

「頑張れるだけ、頑張って、もうダメだと思ったら無理をしなくて青木先生に申し出て、帰っていらっしゃい。」

それが僕が聞いた母の最後の言葉。

 

 

「母さんも、僕が成長して日本に帰るまで元気でいてください。」

母との約束は果たせなかった。

 

 

フィリピンに到着した翌日、母は自宅で息を引き取った。

 

 

母が亡くなってから、色々な人から母がどれだけ僕のことを心配していたかを聞かされた。

その話を聞けば聞くほど、自分に対して腹がたった。

 

 

母に最初のお給料を渡したかった。

「今度、お母さんの好きなすき焼きを食べに行こうよ。」と誘いたかった。

冷え性の母へ、誕生日には暖かな服をと考えていた。

 

 

「お母さん。僕が結婚を考えている女性です。」

「お母さん、子どもを授かったよ。」

 

 

今までの罪滅ぼしをまだまだできると思っていた僕。

残念ながら、今は母に対しての申し訳なさだけが残っている。

 

 

 

青木がふと僕に母との会話の内容を話してくれた。

「1人で生きていくには寂し過ぎます。どうか家庭を持たせてやってください。」

 

 

「私が亡くなったら、きっと私に対して申し訳ないことをしたと苦しむかもしれません。そうしたら、そんな時間があったら、結婚相手を探しなさいと私が言っていたと伝えてください。」

 

 

母が言いそうな言葉です。

 

 

しかし、僕は・・・・

 

 

 

青木が言った。

「日本には、東大さんとお母さんのような関係の親子が大勢いるよ。その悔しさをバネにして、みんな幸せにしてあげればいいんじゃないの。経験したあなただからこそできることだよ。」

 

 

青木の言葉が僕の心に響きました。

 

 

 

だから、僕は伝えたいのです。

 

 

長年ひきこもる子どもに対して、何もせずにいてはいけない。

20年、30年とひきこもっていたとしても、再び笑顔を取り戻せるのだから。

 

 

 YouTubeの目的はひきこもりや不登校の子どもを持つ親御さんに回復するという希望を伝えたい為です。

 

 

ブログより1桁多くの人たちが視聴してくれるであろうYouTubeで語りたいのです。

 

 

こんなに重い状況の僕でも幸せだと言えるまでに変われるのですから。

 

 

どうか見てください。

拡散してください。

必要な人に私たちのことを伝えてください。

 

 

1人でも多くの親子を笑顔にしたい。

 

 

頑張りますよ!!

 

 

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