私にはできないことがたくさんあります。
「あなただけではなくて、私だってたくさんあるよ。」と読者の皆さんはそう励ましてくださるかもしれません。
でも、できなさが半端ないのです。
自分を洗いざらいお伝えしてしまうと、もしかしたら、重い障害とか希望がない人だと思われてしまうのが怖いのです。
どこかに本当の自分よりも良い自分を演じようとしている部分が私の中にありました。
そのことが、より一層私を苦しめたんだと思います。
私に一日中寄り添ってくれているスタッフの人たちです。
不安な気持ちになって苦しくなって電話をするとすぐに駆けつけてくれる人たちなのです。
そんな人たちに囲まれていても、スタッフの前でより良い自分を見せたいと思っていた私です。
そのことで長期間寝込んでしまったこともありました。
自分の本当のダメさ加減をスタッフに伝えたら、スタッフが離れていくのではないかと怖かったのです。
この団体からダメ出しされたら、もう人生は終わりだとも思っていました。
あまりの苦しさから、自分の思いをそのままスタッフに伝えました。
私の話を最後まで、黙って聞いてくれていたスタッフ。
そして、こう言いました。
「私たちは家族のようなものです。そうなりたいと思っています。」と。
それを聞いて泣いてしまいました。
本当に嬉しかったです。
どうしてそのことを信じようと思えなかったのか・・・。
それは、この団体でも私を変えることは不可能だと思っていたからだと思います。
それほど、自分に自信を持てなくなっていた私です。
でも、スタッフさんの涙を見て、確信しました。
できなさ加減を全て出していこう。
このスタッフなら全てを受け入れてくれる。
そう思えたのが昨年の冬ごろでした。
それを私の2度目の誕生日と考えています。
2度目の誕生日から、私は随分と楽に生きていけるようになったのです。
もちろんおきまりの〈ぐるぐる〉はまだまだ出てきます。
でも、楽になったのです。
もっと楽に生きていきたい。
それが私の望みです。
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