発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

親は子どもを恐れている。程度の悪いアスペな俺

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発達障害と診断された俺。

アスペルガー症候群ADHDを持っていると言われた俺。

 

 

小さい頃から行動や発言が変でみんなから疎まれた俺。

で、2次障害で不登校・ひきこもりになった。

おまけに家庭内暴力で家から追い出された。

 

 

 

僕は保護者の方との面談の場に17歳から29歳まで出ていた。

「出てくれないか」と青木さんから言われたので出た。

 

 

17歳の頃は「めんどくせえ」とか「つまらん。」と思ったから出たくないと拒んだ。

そしたら、交換条件を出されたから、出ることにした。

相談会に1回出たら1000円とかアイスクリーム食べ放題とか。

 

 

ひきこもっている子どもの話。

家庭で暴れている子どもの話。

小、中と勉強ができなくて、おまけに友達もいなくて学校にいけない子どもの話。

 

 

でも聞く話は全くもってつまらない話だ。

って、みんな俺のことじゃん。

とはフィリピンに行くまでは感じなかった。

 

 

相談会に出ているだけで、頭の中は(何のアイスクリームを食べようか)とか、(どのアダルトビデオを見ようか)とかそんなことしか考えていなかった。

 

 

そんな俺が真面目に話を聞こうと思ったのが、フィリピンでボランティアをしてからだ。

簡単に言えば真面目になったんだ。

 

 

それからは相談会での話を必死で聞くようになった。

ここまでが前置き。

 

 

いろんなことがわかった。

今日はその1つを。

 

 

親は子どもを恐れている。

相談会に来る保護者の人たち。

10年、20年、30年と子どもがひきこもっている。

 

 

俺たちが訪問する前に、保護者が子どもと面と向かってどう思っているかを話す必要があるんだ。

しかし、やっていない保護者がほとんどだ。

 

 

どうして子どもと真向かって話をしないのか?

怖いのです。

自信がないのです。

 

 

そんな!!

そんなバカなことがあるか?

あんたの子どもだろう。

 

 

それなのに自信がないってどういうこと?

それも話すことは一般的なことでしょ。

 

 

「お父さんとお母さんは、今のお前の状況を心配している。決して嘆いたり、怒ったりしているわけではない。心配しているんだ。中学、高校とみんなとうまく関われなかったその時に話を聞いてやって、どうすれば良いのか考えるべきだった。申し訳なかった。」

 

 

「お前は、どうしたら良いのかわからなくなっている。もう手遅れだと思っている。本当にそうなのか?」

 

 

「お父さんは、色々なところに話を聞きに行った。そしてわかったんだ。まだ手遅れなどではない。お前のような状況の人が世の中にはたくさんいて、みんなが諦めているんだ。でも手助けをしてくれる人たちがいるんだよ。」

 

 

こんなふうに自信をもって子どもに語りかけてください。

もちろんすぐには反応しません。

「いやあ、無理だ。どうせひどい扱いを受けるだけだ。」なんて心の中で思っているかもしれません。

 

 

しかし、親が今の自分の姿を否定していない。

それどころか応援してくれている。

 

 

親の気持ちを理解するだけでも、一歩動き出すには十分な効果を発揮します。

そして、この団体の精鋭訪問部隊がお宅に伺うのです。

 

 

難しいことじゃないんだ。

で、お願いして、「やります。」と言っても親はやってくれない。

もちろんこの団体はそのことで責めたりしない。

 

 

親ができないことを十分わかっているから。

できたらやってほしいのだけれど。

でもできないから、精鋭訪問部隊の活躍に頼るしかないんだ。

 

 

 

大丈夫、お母さん。

精鋭訪問部隊にお任せあれ!!

 

 

 

 

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