発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

僕はどうして自信をなくしたのか?ブン

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僕は不器用だ。

恐ろしく不器用。

 

 

サポートセンターで支援をうけた人たちの多くも恐ろしいほど不器用。

不器用は別名で「破壊王」と呼ばれることもある。

 

 

ヒロ師匠がそうだ!!

 

 

http://smilehousejapan.hatenablog.com/entry/2017/06/07/121715

 

 

山田さんという人も僕と同じだ!!

 

http://smilehousejapan.hatenablog.com/entry/2019/01/05/141214

 

 

フフフフフフ。

 

 

僕は小学生の時に野外学習に行きました。

学校からではなくて、地域の子ども団体が主催だったはずです。

そこで、テントを組み立てることをやらされたんだよ。

 

 

そのテントはとても簡単で「小学校低学年でも組み立てられます。」とキャンプの主催者が大声で繰り返し話していたのを今でも覚えている。

しかし、僕は小学校低学年だったけれど、組み立てられなかった。

 

 

他のグループの人たちは次々にテントを立ち上げているのに、僕のグループは僕のせいで遅れてた。

他のグループは、次の調理に取り掛かっているのに、僕たちのグループはテントに手こずっていた。

 

 

小学生低学年はテントを立ち上げる担当になっていたんだ。

上級生の人が色々とアドバイスをしてくれるんだけれど、すでにパニックになっていた僕ですから、周りの人の声が頭に入っていかない。

 

 

見かねた主催者のおじいさんみたいな人が、僕たちのグループの様子を見に来てこう言った。

「どうしてこんな簡単なことができないの?」

 

 

それから数時間後、母親が僕を迎えに来た。

後部座席に乗った僕は、髪の毛を引きちぎるようにして、奇声を発していた。

母親は、そんな僕に何も話しかけてはくれなかった。

 

 

 

こんなような嫌な思い出がたくさんあった。

嫌な思い出は不定期に僕の頭の中に登場して、僕を苦しめる。

「どうせまた失敗するから、したくない。」

 

 

そんな考え方に陥っていた僕。

 

 

同級生は時間がたつにつれて、様々な学校内外の体験を通して成長していくというのに、僕はその反対で、どんどん自信を無くしていった。

 

 

そして、すべてのことから逃げ出す為に自室にひきこもった。

 

 

ひきこもりは10年を過ぎていた。

そしてサポートセンターがやってきた。

 

最初は怖かった。

 

 

世の中の役に立たない人間である僕は、この世から抹消されるべきなんだと硬くそう信じ込んでいた。

そして、日本国政府もそうしたいんだろうと感じていた。

 

 

 

東大さんが過去のブログで、「アジアにある裏シンジケートの手によって、臓器移植に使われると想像して怖かった。」と書いていた。

 

 

同じように僕も感じた。

それほど、自分に絶望していた僕です。

痛くなくて死ねる薬があれば、迷わず飲んでいたでしょうね。

 

 

 

そんな僕が自信をつけ始めている。

「嫌な思い出」って?

〈随分ご無沙汰しているね、嫌な思い出達さん〉。

 

フフフフフフ。

フフフフフフ。

フフフフフフ。

 

 

「できないんじゃないんだ!!やり方がわからないだけなんだ。」

 

 

小学校6年の時の担任だった川島先生が青木さんに言ってくれた言葉は、あれから40年以上たったこの僕にも生きているよ!!

 

 

僕は大丈夫。

大丈夫なんだよ。

死ぬなんてこと考える必要はなくなったんだよ。

 

 

みんなと同じくらいできるんだよ。

やり方がわかったらできるんだよ。

できないこともあるけれど、できることもあるからいいんだ。

時間をかけてもできればいいんだから。

 

 

僕には僕の良さがあるんだ。

スタッフがそう言ってくれたから。

僕は大丈夫だよ。

 

 

また明日。

多分。

 

 

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