発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

不登校で暴れている子どもに僕ならこうする。ブン

 

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子どもがパニックになったら?

 

 

僕はよくパニックになった。

小学校でよくパニックになった。

集団行動を行う時に、先生の説明が僕は理解できないのに、周りのみんなは、着々と行動している。

 

 

「そんなバカな。みんなはなにをやっているんだ。どうしてわかるんだ。」でパニックになる。

 

 

「ああああああ。」と奇声を発して、両手で自分の髪の毛を掴みその場でしゃがみこむ。

それが僕のパニックの時の姿。

 

 

もしくは強く握った拳を上から下に力強く振り下ろす。

なんどでも。

 

 

 

それか、窓から自分の荷物をほうりなげる。

 

 

こんな生徒が周りにいたら大変だ。

周りの生徒は困っただろうな。

 

 

「先生また始まったよ。」って普段はとてもやさしい女の子でさえ、嫌な顔をしてそう言ったのを僕は今でも覚えている。

 

 

 

「カンベンしてくれよ。」

クラス1の人気者が、心の底からひねり出したような声で話す。

 

 

クラスのみんなが笑う。

 

僕もなんだか少しホッとする。

僕に寄せられたクラスみんなの視線が、一時的に分散するからだ。

 

 

 

家でもパニックになった。

家では暴れた。

 

 

母親が「学校に行かないでどうするの」と何度もなんども繰り返し僕に聞いてきた時。

僕は追い込まれてしまう。

 

 

「学校に行かないことは良くないなんて、僕ですらわかっている。」

「それとも何かい、何にもわかっていない大馬鹿野郎って、母さんあんたは僕をそう思っているのかい。」

 

 

「僕の傷口に塩を塗り込むような言い方はやめておくれよ、お母さん。」

そう言葉に出せば、幾分状況は変わるんだろうが、言葉に出して言えない僕たちです。

 

 

溜まりに溜まった怒りのマグマが頂点に達した時、大爆発が起きる。

 

 

そんな時に、暴れている子どもに何か話しかけるのは逆効果です。

暴れている時に何言っても聞いていないよ。

 

 

火に油を注ぐことをしないでくださいお母さん。

 

 

 

でも僕のお母さんがそうしたように、さらに大きな声で、「やめなさい!!」って言うんですよね。

 

 

 

親も子どもも疲れ切ってしまうでしょ。

何度も同じことの繰り返し。

だんだん子どもも大きくなって、親の力では抑えきれなくなる。

 

 

どうすれば良いのか。

 

 

はい、お答えします。

 

 

静観しましょう。

距離を置いて、静かに見守りそっとしておく。

 

 

それが一番良い接し方です。

子どもは家族と話し合いがしたくて、暴れているのではないのです。

 

 

どうして良いのか、もう何もわからなくなっている今の状況に、さらに追い立てを食らってしまって、さらなるパニックになっているのですよ。

 

 

特効薬は、今の状況から抜け出すこと。

ハイ、いますぐサポートセンターにお電話を!!

 

 

特効薬なんて周りにはありませんので、まずは静観しましょう。

ある程度暴れたら、落ち着きます。

そして、いつもより早く寝ると思いますよ。

 

 

暴れている子どもと話がしたいなら、翌日昼ごろ起きてきたお子さんに朝食兼昼食を食べさせた後で、「ちょっと話がしたいんだけれど。」と切り込んでみましょう。

 

 

要は落ち着いて目の前の状況をしっかりと把握することです。

そして、どう対処すれば良いのかを考えることですね。

 

 

僕たちのような子どもには、定型発達の子どもに話すような感じでは、うまくいきませんよ。

 

 

僕たちでも理解できるような内容と、話し方、話すスピードもしっかりとチェックして臨んでくださいな。

 

 

 

以上。

 

また今度。

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