7月からサポートセンターさんは積極的に相談会をしています。
圧倒的に中学生と高校生のお子さんを持つ親御さんからの依頼だそうです。
そしてわかったことは2通りのパターンの人たちだということらしいです。
もちろんこれは非常に大まかな分類だそうです。
1つ目はこだわりがとても強くて、周り(この場合は中学校・高校のクラスの仲間)とうまくやっていけないタイプ。
2つ目はそれぼどこだわりが強いわけではないが、周りの人とどう関わっていいのか方法がわからなくて孤立しているタイプ。
だそうです。
で、2つ目のタイプの人たちの支援は難しいくないとのことです。
「難しくないのにどうして学校で孤立しているのか?」と僕はスタッフに聞きました。
「受けた支援が効果的ではなかったから。」だそうです。
僕はそう言われて意味がわかります。
つまり、子どもの話を聞いて、それに対して言葉で説明するような支援は効果がないということなんです。
あくまでも、僕のような発達障害の子どもに対してですよ。
言葉でのやり取りだけでは、僕たちは身につかないのです。
あくまでも、「実際の場面で、失敗したその時に指摘して、正しい方法や考えかたを僕たちにわからせるために、色々な手段を用いて、擦り込むように身につけさせる。」
なんどもなんどもスタッフから言われた言葉です。
その場で、身につけさせる。
また同じような場面を改めて作り、やりきらせる。
わかります。
わかりますよ。
すごくわかる。
受けて来た支援だからね。
で、初めて身につくわけなんです。
そんな支援が必要なんです。
でも、そんな支援はどこにもない。
なんでないかというと、大変な支援になるので、やろうと考える人がいない。
そんな支援をやろうとする人は、自分のプライベートな時間なんて持てないですよ。
家族がいる人、子どもがいる人にはこんな支援には携われないと僕は思いますよ。
そんなことをしてでも、たくさんのお金がもらえるならやろうという人もみえるかもしれないけれど、まあスタッフの人たちをみていると大変ですよね。
誰かが、ブログに書いていたけれど、ありえない支援ですね。
だから、青木さんたちが死んだら、この支援は終了だと思います。
そういう意味で、お早めに支援を受けた方がいいですよ。
それとこの支援は日本ではできない支援です。
海外ならどこでも良いわけではなく。
このフィリピンを選んだ人、僕はすごい眼力だと尊敬していますよ。
次に「こだわりがとても強いタイプの人への支援はどうするんですか?」と再びスタッフに聞きました。
とにかく時間がかかる支援だよ。
まずその人の持つこだわりを出来るだけ受け入れようと努力する。
そのことで、小さな信頼関係が築かれる。
とにかくこの支援は、本人の気持ちを下げないようにすることが大切。
本人の気持ちが楽に感じるのは、どういう環境なのかを周りにいる人はまずは考えなければならない。
やがて時間と共に、全ての人に落ち着きが見られてくるから、時間をかけてゆっくりと支援をしていく方が良い。
あのヒロさんでさえ、大変な暴力があって、自分のことを破壊王だと呼んでいた彼でも、20歳を過ぎた頃には、暴力も影をひそめ、人の話に耳を傾けられるようになっていたからね。
サポートセンターの支援の効果もあるけれど、それと同じく年齢とともに、落ち着きが出てきたんだよ。
だから、いますぐになんとかしようと考えるのではなく、
20歳まではとにかく、これ以上のストレスをかけさせないようにつとめることがもっとも大切なことなんだ。
ということです。
また次回です。
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