発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

どうかお子さんを認めてあげてください。読者からの手紙

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息子は保育園在園中、5歳の時に発達障害と診断されました。

 

早くに診断されたこともあり、そこから私は本を買いあさりとにかく発達障害について知識として勉強をしました。

 

療育にも通いましたが、療育の度に息子が我慢できないこと(訓練途中でイライラして暴れだすこと)に腹を立て、帰りの車の中で息子が泣くまで怒っていました。

 

今思えば、療育は本人の苦手な部分の訓練(得意な分野もやりますが)をやるので、イラつくのも当然なのですが、息子の気持ちを全く理解せず度々怒鳴っていました。

 

 

また私には小、中学生のトラウマ?のようなものがあり、そのことで余計に息子に対して上手く接することができませんでした。

 

 

私が小学生の時、息子のような同級生がいて当時はやはりクラスメートからかなりきついイジメをされていました。

 

 

「みんなと同じことができないといじめられる」という私のトラウマが、息子に対して「みんなと同じようにできるようにさせねば!」と強い思いとなっていました。

 

 

 

そうなると息子の良い所には目もくれず、とにかく出来ないところばかり目につき必死にやらせていました

今思えば、息子にとっては拷問のような毎日だったことでしょう。

 

 

どの本にも思春期になると大変になる、もしくは不登校になるようなことが書いてあり、余計に焦った私は思春期までに何とか定型発達の子と同じようにさせねばならない、そうすることで不登校やイジメから回避できるのではと誤った考えのもと息子を育ててしまいました。

 

 

偏に、息子を私の同級生のようなひどいイジメにあわせたくないという思いからでしたが、それが一番息子を苦しめてしまったように思います。

 

 

勿論、今更後悔しても仕方ないので最近はあまり考えないようにしているのですが、息子自身をもっともっと認めてあげられれば良かったと今は思います。

 

 

発達障害児の子育てはとても大変で日々の子育ての大変さでシンプルに「子供を認める」といったことも難しいことなのかもしれませんが、もし今、思春期前の発達障害のお子さんを持つ親御さんとお話する機会があったら「どうかお子さんを認めてあげて」と言いたいです。

 

 

発達障害という言葉がテレビや書籍でメジャーになったからこそ、私のようにその言葉に踊らされないで、愛しいお子さん自身を認めてあげられれば…恐らく思春期以降のお子さんが全く違ってくるのではないかと、私の経験から感じるのです。

 

 

 

 息子は思春期真っ只中ですが、もう遅いと思わず今後も息子自身を認めてあげられればと思っております。

 

お忙しい中、長々とお付き合いくださり有り難うございました。

 

 

サポートセンターさんの活動は、私達発達障害児を持つ親の励みにもなりますし、当事者の方にとっても貴重な支援だと思います。

 

 

根気と信念がなければ中々続けられる支援ではありません。

 

 

んな支援の輪がもっと広がってくれればと願いつつ、どうかこれからもお身体には気をつけて頑張ってください。
この度は色々と有り難うございました。

 

また近況をご連絡させていただきます。

 

 

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