発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

お母さん、重荷を下ろしてみませんか。マル

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育てにくい子どもを授かってしまったわけです。

一生懸命、子どもの為に頑張って療育をしているけれど、子どもがなかなか親のいうことを聞いてくれないのです。

 

 

こんなにもお母さんが頑張っているのに、そんな気持ちも全く考えないような態度に、つい手を上げてしまいがちですよね。

 

 

手を上げたら、たちまちパニックになって、事態は収拾がつかないことになってしまいます。

 

 

 

そんな過去を持つお子さんが、10代後半になって、私たちのところへ来られます。

 

 

私たちスタッフは、そんなお母さん方の大変さを身にしみて感じます。

「これは大変だっただろうな、お母さん。」

多くのスタッフがそう感じるのです。

 

 

私たちスタッフが関わって、徐々に状況が良くなっていきます。

できなかった事が、出来るようになっていきます。

自信も徐々につけていきます。

 

 

しかし、全てが順調に状況が良くなっていくわけではありません。

 

 

失恋した。

資格試験に落ちた。

就職したがやめさせられてしまった。

 

 

そんなことで、当時者の気持ちは大きく下がります。

それを時間をかけて、また元の状況に戻していく私たちスタッフです。

 

 

 

自分をコトンロールできなくなって、私たちスタッフに当たる当事者もいます。

過去には、入院までさせられたスタッフがいました。

 

 

当然ですが、そこまでされても良いとは思ってはいません。

暴力は明らかに排除しなければなりません。

「暴力は良くない事だ。暴力が出たら支援はできない。」と暴力を振るう当事者に、はっきりと言います。

 

 

 

以前こんなことを言われたのを今でもはっきりと覚えています。

 

 

「スタッフという立場だから、殴られても受け入れなければならない。」

そんなことをおっしゃった父兄の方がいらっしゃいました。

 

 

「それは違います。」と話し合ったのですが、残念ながら理解してもらえずに支援をお断りしました。

 

 

 

お母さんが育てにくい子どもは、私たちでも育てにくいのです。

 

 

 

ただ、母親と血縁関係がない私たち他人とでは、子どもの態度が違うことは、はっきりとしています。

 

 

 

血が繋がっていることゆえに、素直になれない子どもたちなのです。

 

 

代表の青木が講演会でお話しした時に、会場からこんな質問が出ました。

「青木さんのお子さんがこのような大変な状況のお子さんでしたら、どうなさいますか。」

 

 

青木は答えました。

「信頼できる第三者に委ねます。全てを丸投げにするのではなく、一緒に支援者と話し合いながら、療育をやっていきます。親という立場では、あまりにも子どもとの距離が近すぎて、冷静な判断ができなくなりますから。」

 

 

お母さん、自分1人で悩まなくてもいいのですよ。

周りには、手を差し伸べようとしている人たちがいるのです。

 

 

保健所、発達障害支援センター、各民間団体。

 

 

もちろん真っ先に相談すべきは学校です。

 

 

お母さん、大丈夫です。

重荷をどうか下ろして休んでください。

充分にやったんですよ、お母さん。

 

 

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