発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

子育てを完璧にしなくて良いのですよ!!マル

 

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 多くのお母さんが〈療育〉をしてみえます。

 

 

しかし、〈療育〉をやればやるほど、同世代と比べて、できないことや苦手なことが次から次へと出てきて、いつになったらこの〈療育〉が終わるのだろうかと考えて、疲れ切ってしまうのです。

 

 

そんな時には、優先的にやっておかなければならないことに着眼しましょう。

就学前、小学校、中学校とでは学ぶ内容が違います。

しかし、いずれも他の同級生より、早めに教えていくことが良いです。

 

 

身辺自立が最優先です。

 

・清潔に保つこと

 着替え、入浴、爪、鼻毛、耳毛、ひげ、鼻のかみ方、歯磨きの仕方

 

・食事中のマナー

 1人で食べるとき、外食での注意

 

 

 

・外出

 公共交通機関の乗り方、他人といるときのマナー(騒がない。動き回らない)

 

人との関わり方。

 

・挨拶ができること、人にお願いする時のやり方、謝れること

 

・人を傷つけない。(嫌なことがあっても、人を叩いたりしない。)人から傷つけられない。(他人から、嫌なことをされたら、やめてとはっきりと言える。)

 

 

これらが出来ていないと、やはり集団の中で孤立してしまいます。

 

 

20代、30代から教えていくことは、時間の無駄と本人の著しいやる気の低下を招きます。

 

 

ですから、私たち支援者からしたら、最低限の身辺自立、人との関わり方ができていれば、その後の経済的、精神的自立への支援にすぐに移行できるのです。

 

 

30代、40代、中には50代の人たちに、身辺自立を教えていくことは、大変なことです。

彼らも薄々はできないことが多いと気づいてはいるのです。

 

 

しかし、私たち支援者が、できないことを1つずつ、当事者に見せていくと、気持ちがとても下がり、暴れたりすることがとても多いです。

 

 

それを落ち着かせて、「ゆっくりでも確実にやっていくしかない。」と伝えて、再びやる気にさせていく必要があるのです。

 

 

50代男さんは、そのような状況になって、自分に絶望して日本に帰国してしまったのです。

 

 

 

しかし、またフィリピンに戻ってきます。

 

 

日本で色々と考えたと話してくれました。

日本にいても何も起こらない。

何も変わらない。

 

 

「もう一度、頑張りたい。」と話してくれました。

もちろん、ゴールはとても遠いのです。

 

 

しかし、座して死を待つか、果敢にチャレンジをするかどちらかなのです。

彼はチャレンジを選びました。

 

 

 

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