発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

みんなができることを僕もしたいのです。マル

 

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勉強よりも身辺自立を優先してください。東大卒元ひきこもりからのお願いです。


 

 

みんなのできることが、自分にはできなかった。

「みんなができることを僕もしたいのです。」

そういう希望を話す人は多いです。

 

 

できなかった経験は、自信をなくすことに繋がります。

 

 

そのような負の経験が数多く積み重なれば、さらに自信を無くし、周りと自分が違う人間のように感じてしまうことにもなります。

 

 

小、中での勉強。

集団行動。

同級生との関わり。

 

 

学校での失敗を更に家に帰ってまでも、問い詰められたり、叱責されたりしたら、いよいよ追い詰められてしまいます。

やがて、他人が怖くなり、自宅から出ることができなくなるのです。

 

 

他の人ができることを、できる様にさせてあげることはとても大切なことです。

もちろん、どれだけやってもできないこともあります。

 

 

それはそれでいいのです。

今言いたいのは、やればできるのに、できないと決めつけて、自信をなくしていることを少しでも改善してあげることです。

 

 

まずは身辺自立からです。

(私たちがやっていることの一部を書いてみます。もちろん、この様なことがすでにできている人たちもいます。)

 

1、朝、自分で起きられる様にすること。

これができなければ、何もかもうまくいきません。

自分で起きる練習を徹底的にさせています。

 

 

2、食事のマナーを身につけること。

 

・食事の姿勢

片足を椅子に乗せて食べる人を見ます。

20代でそれをしてしまうと、周りが引いてしまいます。

 

・料理の適量がわかる様にします。

バイキングのお店に行くと、必ず山盛りにして、食べられなくて残す人がいます。

・食べる速度がとても早くて、1人だけ早く済ませてしまう人がいます。

 

 

3、身だしなみを整える

・毎日着替える

 何日間も、同じ服を着ている人が多いです。

・裾をちゃんと入れること。

・ボタンをちゃんと留めること。

 

4、清潔に保つ

・歯の磨き方を教える

・爪、鼻毛、ヒゲの処理

 

・入浴

 毎日入浴する習慣、体の洗い方、公衆浴場での振る舞い

 

・排泄

 排尿の仕方、汚してしまった時の処理、手を洗う

 

などなど

 

 

周りと同じ様に成長できない子どもたちです。

誰かが個別に寄り添って、丁寧に教えない限り、いつまでもできないままです。

 

 

30代、40代、50代。…になっても、できていない人が多いです。

 

 

誰が彼らに教えるのでしょうか?

少なくとも、学校ではこれらのことがすでにできているとして見ています。

学校では教える時間も余裕もないです。

 

 

唯一、教えることができるのは、家庭です。

家庭で責任を持って、親が教えなければならないのです。

 

 

もちろん子育てが大変な子どもたちです。

お母さんが一生懸命頑張っても、どうすることもできない場合もあります。

 

 

そんな時こそ、療育サービスを頼ってみましょう。

 

 

早期段階で、療育を施してきたか、そうでなかったかで、あとあと、とても大きな差がついてしまうのです。

 

 

 

私たちスタッフは、当事者がこういったことができるまで、徹底的に寄り添って指導しているのです。

それはとてもとても大変なことなのです。

 

 

 

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